ナメ床で有名な沢上谷に匹敵する魅力的な沢/荒城川柳谷右俣、一目見たく今週もバイクに荷物積んでGO!
ダム工事現場を抜け、荒城川沿いのデコボコ道をのんびり走ったが、ここでも十分きれいな褐色のナメ床が見られた。
上流ではもっとすごい沢があるのかなぁと勝手に期待を膨らませ先を進んだ。

第1ゲートはなぜか開いていて通過、第2ゲートは閉じられていたが端をこっそり通過、バイクで来てよかった(爆)。
林道エンドまで登り詰めてから沢入り、入渓地点は大きなナメ壁になっていてなかなか面白い。
堰堤を高巻した後からはしばし川原が続き、その後は待ちに待ったナメ床が出現。
究極に磨かれたようなナメ床を水が流れるというよりは滑るという感じで、実に素晴らしい!
大きな釜を持つナメ滝も2〜3箇所あり、そして核心部の30m大ナメ滝には衝撃的でした!!!
特に危険な箇所も無く、また噂以上の沢で遠出した甲斐ありました♪

この核心部のナメ大滝30mを高巻きし、更に高度を上げるとひな壇状の大滝10mがあるそうです。
今回時間の関係で断念したのが、ちょっと悔やまれます…
帰りは下流/第1ゲート付近のナメ床で一休み、寝転んだり泳いだりと夏沢を満喫しちゃいました。
やっぱり夏は沢が1番ですね。

エリア 岐阜県/奥飛騨
沢名 荒城川支流/柳谷 右俣
山行日 2008.07.12
コースタイム 第1ゲート→第2ゲート→林道エンド/入渓/ナメ壁(10:00)→堰堤越え→川原→ナメ床→ナメ大滝30m(11:30/45)→ナメ壁(12:30)
コメント ・富山からのアクセスは41号線→ 471号線→89号線→凡生川ダム(建設中)→荒城川が最短ルート。
 (ただし89号線は工事で通行止めになることがあり注意を)
・凡生川ダムは現在建設中、案内された迂回路に従って進めば荒城川上流にたどり着けます。
・第1ゲート/第2ゲートともに一般的には通行止めです。
 (上流の柳谷右俣/入渓ポイントまでは徒歩で2時間はかかるかと思います。
・過去に熊が出たという情報が多いため、熊避け鈴は持って行った方が安全です。
・林道エンドの脇には大きなナメ壁があり、そこから沢入りすると分かりやすいかと思います。
・広々長々したナメ床は水が流れるというよりは滑るという感じで開放感あってとても素晴らしい。
 (個人的には沢上谷以上のナメ床かと思います)。
・核心部のナメ大滝30mを高巻きし、更に高度を上げるとひな壇状の大滝10mがあるそうです。
 (今回時間の関係で断念したのがちょっと悔やまれます)
・第1ゲート/下流付近でも十分沢登りを楽しむことが出来るかと思います。
参考資料 ・ALPINE (名古屋ACC)


概略ルート図


通行止めをすり抜け、林道奥地へ(爆)

大きなナメ壁あるところから入渓
魚影がチラチラ見えた

大きな釜をもったゆるいナメ滝出現♪

素晴らしいナメ床
広々長々 沢上谷を凌ぐかも

滑り台?体が重くて進みません(笑)。

頭上から滴る支沢
木陰で一休み

小釜を持ったナメ滝
2段のナメ滝

終盤の30mの大ナメ滝

天然のウォータースライダー

記念撮影、噂以上の沢でした♪