天候がやや不安定なところもあり、雨が降っても危険の少なそうな小さな沢/医王山豊吉川支流を沢登り。
中尾谷は山行記録を見る限りでは見所少なそうだったため、隣接するダオ谷を選んだ。 また標高低いため、気温低い早朝に沢入りしたく、国見ヒュッテ駐車場で前泊。

いざ登山開始。
登山口からは林道通って豊吉川出合へ。心配していたオロロは居なくひと安心。 出合はなかなかのナメ床、小休憩をとった後は下流を少し散策。
すると大滝が出現、時間に余裕があったので谷に下りると3段15mぐらいはありそうな滝であることがわかった。 さらに下流にはミニゴルジュ、小さな沢の予想外の光景にやや興奮気味!

下流を少し散策した後は、再び豊吉川出合まで戻り遡行開始。 ダオ谷に入りしばらくすると10mほどの大滝出現。
右から高巻きするものの、前日の雨で泥濘んでいて、所々でズリ滑り悪戦苦闘。 しばらくすると今度はナメ滝の連続、バリエーションある沢で面白い。

その後は沢が枯れ、深い藪漕ぎもすることなく高度を上げていくと、白兀山と医王山との中間の林道にたどり着いた。 そして夕霧峠へ降りて国見ヒュッテ/登山口まで下山、半日の沢登りでしたけど、十分堪能することが出来た。

エリア 富山県/福光
沢名 医王山 豊吉川支流 ダオ谷
山行日 2008.08.31
コースタイム 国見ヒュッテ/登山口(6:30)→豊吉川出合/下流の大滝散策(7:00/30)→ダオ谷→10m大滝/高巻き(8:15/30) →ナメ滝→林道(10:45) →夕霧峠→国見ヒュッテ/登山口(11:45)
コメント ・豊吉川出合の下流には3段15m大滝があり、見逃さず立ち寄ると良いかと。
・沢の周りには林道が通っているため、初心者でも安心して沢登りできます。
・ゴールの夕霧峠では折畳み自転車もしくは車をデボしておいた方がいいですね。


概略ルート図


豊吉川出合のナメ床
豊吉川出合の滝


豊吉川出合下流の3段15m滝

豊吉川出合下流の3段15m 滝下
豊吉川出合下流の3段15m 滝上


豊吉川上流へ遡行開始
茂み

10m大滝

10m大滝を右から高巻き

ナメ滝
ナメ滝

遡行終了、三千坊からの展望をバックに記念撮影

白兀山と医王山