昼にはギザより南約10kmにあるサッカーラへ移動。
メンフィスのネクロポリス(「死者の町」とか「墓地」といった意味)だったところ。

約20mほど続く長い柱廊。
4600年前の建設物の間を抜けるなんてタイムスリップしてる感じ

これが世界最古のピラミッド。
ジョセル王の階段ピラミット、6重の階段状で高さ約60mある。
ギザのピラミットから比べると小ぶりだが形状が独特。

祭殿、祭壇、堅穴墓等の遺跡。
まだまだ発掘中でどれ程の大きさがあるか解っていないとのこと。
宝探しがまだまだ続くのかなぁ。

隣接する博物館のミイラ。
身長約150mと当時の人はけっこう小柄な体形。
そんな体であんな大きなピラミッド作っちゃうんだからすごいよ。

次にダフシュールへ移動。
スネフェル王(クフ王の父)が造った赤のピラミット。
4つ造ったピラミッドのひとつで、何故そんなに造ったかは謎とされている。

ピラミッドのなかはアンモニア臭でいっぱい…
これが紀元前2000年のたまった臭い?
ギザのピラミッドに比べ、空調が効いていない(涙)。

こちらもスネフェル王が造った屈折ピラミット。
建設途中に地盤沈下が起こったため、高さを低くして石の量を減らしたため角度が途中で変わったとか。
永遠に続く砂漠も目の当たりに出来、最高ッス!

カイロへ戻る際にメンフィスに立ち寄った。
メンフィスは、第一王朝が始まったときの首都で古代エジプトの中では最古の首都。
横たわるラメセス2世の巨像、体長約15mとメチャ大きい。

素晴らしい曲線、加工技術の高さが伺えられる。
建物の中に展示されているため、保存状態もよい。

アラバスター製(雪花石膏)のスフィンクス。
ギザのものと比べ高さが4.3mとかなり小柄だが、アゴまでしっかりと原型が残っていた。

夕日に輝く遺跡もなかなかのもの。
遠出した甲斐がありました。