その後は歴代の王が住んでいたチャクリ・マハ・プラサート宮殿へ。

屋根や尖塔がタイ様式、その下は西欧風、という変わった建物で、 現在も迎賓館として使われるとか。
隣接するドゥシット宮殿、参拝のため長蛇の列を作るタイの人々。

黒い礼服を着て仏教の信仰深さが伺えられる。
広い敷地内に歩き疲れ、しばしの休憩。

美味しそうなフルーツをバクリ。
喉も渇き冷たいコーヒーもゴクゴク。

ナイロン袋に氷を詰め、そこへコーヒーを流し込んだシンプルな飲み方。
栄養補給?したとは王宮の南に位置するワット・ポー(涅槃寺)へ。

いきなり長さ46m、高さ15mの横たわる巨大なお釈迦さまが出迎えてくれた。
全体が写真におさまりきらない(爆)。

ともあれ堂々とした寝姿に思わず圧倒される。
足裏には螺鈿細工という細かく砕いて磨いた貝殻を嵌め込む技法によって描かれた仏教画。
仏教と深い関わりを持つバラモン教の宇宙観を表現しているとか、見入ってしまうほど実に綺麗で素晴らしい!!!
お釈迦さまの背中側へ回れば、廊下にずらりと並べられた108つの鉢。

その鉢の中に硬貨を順々に入れて行くことで、煩悩を一つずつ捨てることができるとか。ちょっと変わった教えだ。

寺院内のさまざまな像


ワット・アルン(暁の寺)

次に渡し舟でチャオプラヤ川対岸のワット・アルン(暁の寺)へ向かう。

太陽が照りつける暑いなかでの川渡りは、涼しみ出来てまた風も心地よい。
川は濁って汚かったが、漁をしている地元の人。

ナマズのような顔をした大きな魚が大漁に獲れ、何だか楽しそう。

ワット・アルンから見下ろした川辺

白い漆喰と色鮮やかな陶器片が美しい、塔の高さは81mと大きい。