お盆休みはポーランド/ワルシャワへ、久しぶりの海外旅行デス。
主な目的は以下2つ。
@ショパンコンサート入賞者による野外コンサートを聴くため
(コロナ渦で家に留まることが多かった時期に、ショパン国際コンクールを観てハマったのが理由)
Aユダヤ系ポーランド人のピアニスト「ウワディスワフ・シュピルマン」の墓参りのため
(そのモデルとなった映画「戦場のピアニスト」を観て、ホロコーストがあまりにも衝撃的だったのが理由)

その他にも以下のいろんな体験、箇条書きにまとめました。
・聖十字教会でミサに参加
 (ショパンの心臓が納めてある教会、1時間余りのミサは意味深でしたね)
・ワルシャワ大聖堂でパイプオルガンのコンサート
 (日本の音楽ホールとは異なり、音がよく響いていましたね)
・ショパンアカデミーの生徒によるピアノコンサート
 (昔ながらの小部屋での演奏会、サロンみないな雰囲気で聴けて良かったデス)
・ショパンが生家ジェラゾヴァ・ヴォラ 見学
 (バスで片道1時間の田舎町にあり、大きな庭に小さな白い家でした)
・ショパン博物館 見学
 (ショパンの生涯や所持品など展示され、直筆の曲も見られた)
・ワルシャワフィル 見学
(ショパン国際ピアノコンクールが開かれた会場、ここが聖地ですねぇ〜)
・ワルシャワ旧王宮博物館 見学
(大きな部屋に豪華な装飾、羨ましい限りです)
・ワルシャワ蜂起博物館 見学
(ワルシャワの歴史資料館、ピアニスト/シュピルマンに関する展示もありました)

特にユダヤ人の集合墓地の中から、「ウワディスワフ・シュピルマン」のお墓を
探し当てるのには苦労しました。
また行く時にいろいろ職務質問され、大変でしたがたどり着くと考え深いものは
ありますね。

また、コロナ渦の自宅で過ごすことの多かった約3年、ネット動画/特にNHKオンデマンドの
ドキメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」などでヨーロッパの複雑な歴史を深く知り、
ワルシャワ蜂起博物館の資料は、その事実をリアル伝わり、強烈でした。

クラシックに興味を持たなかったら、ホロコーストを描いた戦争映画「戦場のピアニスト」を
見る機会はなかったし、ピアニスト「ウワディスワフ・シュピルマン」の存在も知らずじまいに
終わっていたかもしれません。
その2つの偶然が重なってポーランドへ行きたくなったのも、不思議な巡り合わせですね。