モグラを観察

山の中でひと休みしていると、土の中でゴソゴソと動く動物が!
恐る恐る捕まえてみると、モグラでした(笑)
目が無くてやや不気味デス。


ちなみに、モグラはミミズや昆虫の幼虫を好んで食べますが、畑の野菜等はほとんど食べません。
モグラの仕業と思われた被害の多くは野ネズミです。

モグラの害獣扱いされるのは、巣の中に入った植物の根を取り除いて生育を妨げたり、
水田の畦(あぜ)を突き破り水漏れしたりと悪さをするからです。



土の中を掘って進むだけの事はあり、小さな体ではありながら手足の力はハンパありません。
芝生の上に置いても、グイグイと潜り込んで行きます!


モグラは害獣でありながら、現在では鳥獣保護法の対象となっています。
そのため、狩猟免許があって狩猟期間中でも捕獲してはいけません。
(観察した後はちゃんと逃がしましたよ)

ただし、農業又は林業に係る被害を防止する目的に限り、捕獲できるという特例もあります
(法第13条、施行規則12条)

でも、食べるためというのはこれには該当しないので法律的にはダメですね。
ミミズや昆虫を食べている動物は流石に食べようとは思いませんけども(笑)。