沢の中を彷徨い、ヤマドリをゲット

暖冬と言われていましたが、大雪に見舞われて狩猟は
思うように行かないデス(涙)。
お目当てはウサギちゃんの足跡はあるが、
巣穴まではなかなか見つけられず、
山の中を2〜3時間歩き、ヘトヘト。

今回も手ぶらで下山し、沢で汚れた靴を洗っていたら、
ヤマドリが目の前を通過し、近くに降り立った(驚)。
これはチャンスと狙いを定め、運良くヒット。
スラ〜と細くて長いライトブラウンの尾翼にさばくのも勿体無いような。

空気銃では難しいとされているヤマドリ。
遠くで銃声の音がしていたことから、 半矢(負傷)だったのかなぁ?
沢の中で静かに待ち伏せする方法も、イイかもしれないですねぇ。

ちなみに、ヤマドリはコケを食べているため、基本的には沢付近に生息し、
冬場でも沢の中の土が出ているところで餌を探しています。
キジ同様、オス1羽に対しメス2〜5羽と群れていて、縄張りを持つ。
そのため、打ち損じても数日すれば同じ場所に戻ってくるのだ。
参考までに。



ヤマドリ ゲット


ライトブラウンの尾翼がとてもキレイ


沢の土が出ているところが生息場所


で、その場で速やかに処理し、焚火で暖を取りながら昼食に。
今日はヤマドリのスパゲッティとポトフに調理。
キジよりも筋肉が多いのかやや硬かったデス。


その場で処理して昼食


ヤマドリのスパゲッティとポトフに


残った部位は大事に持ち帰って自宅で美味しく調理。
<ヤマドリ 親子丼>
玉ねぎをダシ汁、しょうゆ、砂糖、みりんで煮込んだら、
片栗粉を塗したヤマドリの肉を加えて更に煮込む。
程よく煮立ったら、かき混ぜた卵を流し込んで完成。

本来ならモモ肉を使用するのだが、野生の鳥はムネ同様に筋肉質でややカタイ。
軟らかくするため、ホークで少し刺したりと工夫が必要デス。
ともあれ、フワフワの半熟がこれまた食欲をそそります。
シンプルですが、激ウマですねぇ〜。


煮込んだムネ肉にかき卵を加えて


ワマドリのフワフワな親子丼♪

<ヤマドリのローストチキン>
しょうゆ、砂糖、ニンニク、酒、ハーブで作ったつけ汁に
1時間ほど浸したら、オーブンで焼き上げて完成。
この下処理が味の決め手になるので、大切デス。
ハーブはケチらず使おうネ。

キジに比べて筋肉質でややカタイですが、
ちょいとしたクリスマス気分ですねぇ♪


浸け汁で下処理中


ヤマドリのローストチキン♪

<ヤマドリのスープ春雨>
ヤマドリのガラは1度沸騰するまで煮詰め、
余分な肉を水でキレイに洗い落としたら、
ねぎ、にんじん、ショウガといっしょに
約2時間煮込めばスープの完成。

あっさりとしたスープですが、それがイイですねぇ
春雨と絡め、パプリカ入れるとベトナム料理に見えますねぇ〜


ヤマドリのガラでスープ作り


ヤマドリのスープ春雨♪

<ヤマドリの砂肝 コンフィ>
ジッパーに砂肝、塩、ローズマリー、ローリエ、ニンニクを
入れて揉みほぐし、ひと晩漬けておく。
翌日、上記袋にオリーブオイル+サラダ油を入れ、
70℃ほどのお湯/弱火で温め続ければ完成。

ハーブの香りが効き、またコリコリした食感がたまりませんねぇ〜
バゲットといっしょに食べれば、手軽なフランス料理になります。


砂肝も丁寧に味付けし


ヤマドリの砂肝 コンフィ


<ヤマドリ 壁飾り>
キレイな羽を有効活用、
100円ショップで買った部材を使って、ちょいとオシャレな壁飾りにしてみました。
ヤマドリ独特のライトブラウンの尾翼は、やはりインパクトありますネ。
どこかの部族の家みたいデス(笑)