ユーフォニアム

ユーフォニアムはアニメ「響け!ユーフォニアム」を思い出しますね。
高校生吹奏楽部員が夏休みも返上して練習に明け暮れ、全国大会/名古屋国際会議場を目指す青春物語(昔だったら普門館になる)。
ちなみに、吹奏楽連盟のマーチングコンテストの全国大会は大阪城ホールで、 その時の京都橘高校吹奏楽部「シング・シング・シング」は衝撃的でしたね。

高校野球の中継では、各校の吹奏楽部がアルプススタンドから華やかな演奏を繰り広げた、
「熱奏甲子園」「ブラバン甲子園」は懐かしいものがあります。
あれも楽器の表面ラッカーが剥げたり、雨で傷んだりするので、管理も大変そうですけども。

ちなみに、写真はニッカン製ユーフォニアムEP-101、年代物でかなり錆が進行していますが、ピストンは正常に動くのがうれしいです。
60年代のニッカン製ユーフォニアムは、当時煙突ユーフォと言われていた楽器で、人気がありましたね。

本体はコンパウンドを湿らせたバフで全体的に研磨して錆を落とし、ノンラッカー状態にした後、保護のためにクリアラッカーを塗る。
素材は真鍮(銅と亜鉛の合金)で一般的には電解メッキですが、素人にはそのような設備は無いので。
マウスピースはお湯の入った器に重曹とアルミホイルを入れ、「電解酸化・還元」を利用してキレイに。
タンポは交換です。

ユーフォニアムにはアルトホルンやバリトンと形状が似ているものので、判別は難しい楽器。
チューバとユーフォニアムに似ていますが、チューバの方が一回りサイズ大きいため区別できる。



ニッカン製ユーフォニアムEP-101

年代物でかなり錆が進行しています

マウスピ−スを重曹とアルミホイルを混ぜたお湯に入れ

電解酸化・還元」を利用してキレイに

研磨剤を塗ったバフで錆とラッカー落とし

キレイになりました

細かいピストン周辺は素手で磨いて大変でした

タンポは交換し、ピストンはグリスアップ

イイ感じに