フルートコンサート

題目:熊谷永子さん、フルートソロリサイタル
日時:2021.10.08
場所:北日本新聞ホール(富山)
曲目:
シューベルト:アヴェ・マリア
マスネ:タイスのタイスの瞑想曲
フォーレ:月の光
ライネッケ:バラード
村松崇継:Earth
宮川彬良:風のオリヴァストロ
ヴィラ・ロボス:花の分類
クライスラー:愛の悲しみ
ピアソラ:アヴェ・マリア
タンティ・アンニ・プリマ:オブリヴィオン
ピアソラ:リベルタンゴ

病気で左手が使用できない分、右手だけで演奏するフルート奏者。
右指のキィーとキィーの間にトリルレバーが2本あり、右手の届く範囲で計12本のボタンを操作して、曲を奏でる。
市販のフルートと同じ音域を演奏することを出来るのだから、これを製作した笛工房アイハラは凄いです。

ライネッケ:バラードは速いテンポにも関わらず、スラスラ演奏していたのにビックリ。
「片手でどれほどまでの曲を演奏できるか試してみたい」という意欲的な言葉に心打たれますね。
ピアノやギターも交えて、心地よい演奏会でした。

フルートソロコンサート


題目:デニス・ブリアコフ フルートソロリサイタル
日時:2022.06.20
場所:金沢市アートホール
曲目:
J.S.バッハ:フルートソナタ ホ短調 BWV1035
P.ゴーベール:バラード
E.カーター:スクリーヴォ・イン・ヴェント
P.タファネル/「魔弾の射手」よるファンタジー(幻想曲)
J.ムーケ/パンの笛 作品15
A.カゼッラ/シシリエンヌとブルレスク 作品23
F.ワックスマン/バイオリンとピアノの為のカルメン幻想曲

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 BWV1056R 第2章 ラルゴ
エルガー:朝の歌


ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者のデニス・ブリアコフさん。
世界的にも有名な奏者の演奏を最前列中央のベストポジションで、
超絶技巧を目の当たりし、基本的な持ち方や構え方、息継ぎなどは得られるものは多かったです。

E.カーター:スクリーヴォ・イン・ヴェントは尺八のような音がなり、
フルートの違った面を出来ましたね。
個人的にはアンコールで演奏されたJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 BWV1056Rの
ゆったりした曲が良かったデス。
ちなみに使用したフルートはアルタスのPSモデルです、欲しくなりました。

ともあれ、ウクライナのクリミア出身のためか、ロシアとの戦争に対する憤りや
自国の経済支援などの訴えも踏まえたリサイタル。
戦争終結につながればイイですね。


デニス・ブリアコフ フルートソロリサイタル


題目:ウィーン・フィルの笛姫 カリン・ボネリ フルートコンサート
日時:2023.05.03
場所:金沢市アートホール
曲目:ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 作品26
ウィーン・フィルのフルート奏者:カリン・ボネリさん。
毎年元旦に行われるニューイヤーコンサートをテレビを通して見ていましたが、それが今回生で見られるなんて。
フランツ・ドップラーはハンガリーの作曲家で多くの曲を残しましたが、その中でも有目な曲の一つ。
地元の人が演奏すると何だかしっとり感が伝わってきますね。
最終日のサイン会にも参加、楽しかったデス。

ウィーン・フィルの笛姫 カリン・ボネリ フルートコンサート

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フルートケースに書いてもらいました


題目:ローナ・マギー フルートリサイタル 2023
日時:2023.09.
場所:富山市民プラザ
曲目:
JSバッハ:パルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ
A.Jカーニス:エア
R.アーン:モーツアルトの主題による変奏曲
E.シュルホフ:フルート・ソナタ
F.シューベルト:華麗なるロンド ロ短調Op.70.D895
P.バーンズ&T.フェラン:全知全能のサーモン/ヌーグルシフティ

アメリカ合衆国のペンシルベニア州 ピッツバーグ交響楽団首席フルート奏者:ローナ・マギーさん。
アルタス・アーティストでもあり、使用楽器は「巻き管製法」によるオールドフレンチフルート。
材質は当時と同様の銀94.6%とこだわった楽器、面白いですね。

「巻き管製法」は日本では、秋山さんが作っているので有名ですね。
材料の入手も難しく、手間もかかるため、持っているひとはかなり少ない貴重な楽器。

ローナ・マギー フルートリサイタル

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