題目:篝火(かがりび)狂言
日時:2022.06.12
場所:富山護国神社
曲目:
狂言『蝸牛』
狂言『酢薑(すはじかみ)』

人間国宝/野村萬さん、九世/野村万蔵さん、六世/野村万之丞さんと豪華な顔ぶれ。
1981年に第一回富山薪能で出演されてから41年、長い歴史があります。
『蝸牛』とはカタツムリ探しの話、『酢薑(すはじかみ)』は商人同士の口喧嘩の話。
狂言は初心者でも内容が理解でき、そして笑えるところがイイですね。

狂言の歴史は、600年以上前に中国から日本に「雅楽」といっしょに「舞楽」が伝わり、
農民たちの踊りから「猿楽」や「田楽」が生まれ、江戸時代に「能楽」や「狂言」として確立した。

狂言

題目:富山薪能
日時:2022.07.31
場所:富山能楽堂
曲目:
能『乱』

古典書物に記された架空の動物/猩猩(しょうじょう)のお酒を巡ってのお話。
ある程度のあらすじを知らないとつまらないと思う、それが狂言との違いでしょうか?
そこは東洋/バレエも同じですね。



題目:松竹歌舞伎舞踊公演
日時:2022.07.10
場所:富山県民会館
曲目:
操り三番叟
連獅子

人間が糸で操られる人形になりきって三番叟を踊る「操り三番叟」は、その関節の可動域に驚かされるほど、
また激しい動きで大変そうでしたが、面白かったです。

獅子の子どもは親に蹴り落とされても力を振り絞ってはい上がるという「連獅子」。
親子の情愛を表現したもので、名作ですね。
最後の迫力ある眼目と長い毛を豪快に振り様は良かったです。



題目:渡邊荀之助の能舞「展覧会の絵」全曲
日時:2023.05.05
場所:石川県立音楽堂 邦楽ホール
曲目:
ピアノの演奏に合わせでバレエ踊りはじめ、それに呼応するかのように額の中から抜け出る美女。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」と日本の能舞のコラボ。
芸術音楽の発想に限界はないですね、新しい発見が出来たような。