音楽大学の楽器博物館

関東にある上野学園大学、武蔵野音楽大学にある楽器館。
音大の雰囲気も味わえるため、ちょっと嬉しいですね。


ピアニスト/辻井伸行さんが学んでいた上野学園大学。
学生が定員割れで経営が難しくなり、2021年度の学生募集を行わず、閉鎖することとなったことを知り、
その前に世界に約20台ほど、日本では1台のみしか残っていない「タンゲンテンフリューゲル」を
一目見たく行ってみた。

この楽器は乱暴に言えばチェンバロとピアノの間の鍵盤楽器、ハンマーの代わりに、木片(タンゲント)で打弦して発音する仕組みになっている。
その貴重なものを目の当たりにできるのだからうれしいですね。
また、頭部管、胴部管、足部管と全てが象牙で作られたフルートも展示されていて、これは吹いてみたかったですね。

上野学園大学


館内には、「鍵盤楽器」「管弦打楽器」「日本の楽器」「世界の民族楽器」の4つの分野に分かれいる博物館。
お目当ては、世界に1台しかないナポレオン帽子型ピアノ(1853年製)。
英国/ビクトリア女王が、ナポレオンV世の結婚祝いに贈ったもの、かなりド派手でしたが、その音色を聴いてみたかったですねぇ。

武蔵野音楽大学


桐朋学園大学、東京音楽大学と並び、日本の私立三大音楽大学とされる国立音楽大学、
卒業生の中には、スタジオジブリの音楽で有名な久石 譲さんがいらっしゃいますね。
その楽器学資料館を見学。
お目当ては天使の声と例えられるグラス・ハーモニカ、実物を初めて見ましたが、やはり演奏してみたかったですね。
その代わりに手を触れずに奏でる電子楽器テルミンは実演出来て、その独特の演奏方法の難しさを体験することが出来て楽しかったです。

国立音楽大学