| ピアノコンサート |
題目:辻井伸行 ピアノコンサート
日時:2021.02.25
場所:オーバードホール(富山)
曲目:
シューマン:蝶々
シューマン:子供の情景〈全13曲〉
リスト:リゴレット・パラフレーズ
リスト:愛の夢 第3番
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番
今夜はピアニスト/辻井伸行さんのコンサートを聴くためにオーバードホールへ。
シューマンやリストのロマン派の曲を中心に約1時間の演奏。
アンコールで弾いたリストの「ラ・カンパネラ」、テンポが速かったねぇ〜すごかった。
ピアノの演奏もさることながら、「美味しいものを食べるのが好き」といった余談も楽しめた。
盲目で将来ひとりで生きていくだけでも大変なのに、ましてや音楽の道となると
相当の苦労や決心があったかと思われます。
辻井伸行さんの母親/辻井いつ子さんが書かれた「のぶカンタービレ」、
盲目の息子を一流のピアニストまで支えていく心強さには、感心させられました。
ともあれ、ホール全体に響き渡っていたスタインウェイ・ピアノ。
国内主要ホールには、スタインウエイのフルコンサートピアノ(D274)が備え付けてあり、調律はその施設の専属調律師が行うのが一般的。
(昔のような愛用のピアノを持ち運び、専属の調律師が付いて回ることは殆んど無くなった)
ちなみに、ホールの設定残響時間に合わせて曲選び・楽器選びが必要とされるとか。
ピアノはそれ自体が響く楽器として作られているため、残響の大きい場所での演奏は不向き。
(残響少ない方が演奏者は自分の音を正確に聞け、一般的にはピアノの最適な残響時間は1秒、視聴室がそれにあたる)
演奏音と残響音が合わさった音が室内楽で、教会音楽が室内楽の始まりとされている。
かすかな足音もよく反響する石造りの教会は、残響音が心地よく、響き渡るパイプオルガンの音色は特にたまりませんね。
(話が少し脱線したかなぁ・笑)
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題目:牛田智大 ピアノコンサート
日時:2021.03.06
場所:入善町民会館 コスモホール
曲目:オール・ショパン・プログラム
・夜想曲 第16番 変ホ長調
・ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 「葬送」
・3つのワルツ
・ポロネーズ 第6番 変イ長調 「英雄」
・3つのマズルカ
・幻想曲 ヘ短調
・バラード 第4番 ヘ短調
・舟歌 嬰ヘ長調
2018年浜松国際ピアノコンクールで日本人歴代最高位の2位を受賞した牛田智大さん。
その演奏を生で聴きたく、ピアノコンサートへ。
お気に入りの「舟歌 嬰ヘ長調」はやっぱりイイですね〜。
生演奏で聴けて、酔いしれていました(笑)。
ちなみに、ドキュメンタリー「「蜜蜂と遠雷」若きピアニストたちの18日」で牛田智大さんの存在を知り
舞台裏の緊張感やピアニストとしての決意などに感銘を受けたのを覚えています。
音楽で生きて行くというのは、想像以上に大変ですね。
入善町民会館 コスモホールに飾られていた過去のポスターに彼のサインを発見。
ユニークなところはありますね。
それにしても、オール・ショパンの演奏も珍しいですね。
コロナの影響で延期になった出場予定だった「ショパン国際ピアノコンクール」の影響でしょうか?
ともあれ、楽しめました。
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題目:ショパンコンクール その頂きに望む者たち
日時:2022.01.07
場所:オーバードホール(富山)
曲目:オール・ショパン・プログラム
・バラード第1番 ト短調
・4つのマズルカ
・ノクターン第20番 嬰ハ短調
・スケルツォ第3番 嬰ハ短調
・舟歌 嬰ヘ長調
・ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」
ショパンはポーランドで生まれたが、その時代はドイツに占領され、国自体は存在しなかった
ポーランドの領土はドイツ、ロシア、トルコなど強豪国に挟まれ、戦争が絶えなかった歴史がある。
ドイツに占領されているときは、ピアノの演奏はおろか音楽を聴くことさえも許されなかったので
当時の市民は市民は地下などでこっそく聞いていた。
それもあってかポーランドが1919年の独立の際に、国の代表となる「ショパンコンクール」を
作って国民に勇気づけた/独立の9年後にあたる1927年。
開催当初は参加したピアニストは26名でしたが、2021年では450人に増え、入賞するのも
大変困難なコンクールになっている。
2005年のショパンコンクールで第4位を受賞したピアニスト/山本貴志さん。
素晴らしい演奏はさることながら、極端な前傾姿勢と奇怪な指の動き、
また話する姿とピアノを弾く姿がまるで別人、驚きが大きかったです。
(ちなみに辻井伸行さんも2005年のショパンコンクールに17歳で出場し、本選には進めませんでしたが、
ネット中継で世界中から評価され最年少で「批評家賞」を受賞した)
山本貴志さんが演奏に使用したのはヤマハのピアノ。
コンクールに使用するピアノ選びも分程度しか与えられないため、大変。
調律師は日中に各奏者の音色を聞き、夜に調律するというから、裏方の仕事も大変。
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題目:小山実稚恵 ピアノコンチェルト
日時:2022.05.04
場所:石川県立音楽堂コンサートホール
曲目:S.ラフマリノフ:ピアノ協奏曲第2番
楽団:東京交響楽団
「風と緑の楽都音楽祭2022」のイベントで開かれた小山実稚恵さんのピアノコンチェルト、
1985年のショパン国際ピアノコンクールで第4位を受賞されているピアニスト。
S.ラフマリノフ:ピアノ協奏曲第2は、4楽章で構成されていて約1時間の演奏、冒頭の重くて暗いイメージが印象的な曲。
オーケストラとピアノとのメロデー合わせが難しいとされている曲で、ピアニストからは敬遠されがちな曲。
アニメ「のだめカンタービレ」でピアノ/千秋、指揮/シュトレーゼマンでも演奏されていましたね。
ちなみに、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は最も難しいとされている曲で、映画「シャイン」でもその大変さが描かれていましたね。
オーストラリアの実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いたもので、親の反対を押し切り、奨学金で留学し、
コンクールで難関であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を成功させるも、精神を侵され病んでしまい、ある女性の助けで再び復帰する映画。
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題目:マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノリサイタル
日時:2022.06.11
場所:富山県民会館
曲目:
4つのワルツ
第14番 ホ短調 op.posth.
第3番 イ短調 op.34-2
第2番 変イ長調 op.34-1 「華麗なる円舞曲」
第7番 嬰ハ短調 op.64-2)
ノクターン 第16番 変ホ長調 op.55-2
スケルツォ 第2番 変ロ短調 op.31
即興曲 第3番 変ト長調 op.51
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53 「英雄」
3つのマズルカ op.50
24の前奏曲 op.28より 第17番 変イ長調 / 第19番 変ホ長調 / 第23番 へ長調
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.5
ショパンコンクール2021 第3位受賞者のマルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン出身)によるピアノリサイタル。
聞きなれないショパンの曲を多く知ることが出来て、これは海外ピアニストのメリットですね。
ちなみに日本人では、反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位、コロナ渦によるネット配信で、
全世界で多くの人に視聴され、注目されましたね。
なお、これまでの最高位である1970年の内田光子さんだったので、日本人の入賞は16年ぶり。
第5回 1955年 第10位 田中希代子さん
第7回 1965年 第4位 中村紘子さん
第8回 1970年 第2位 内田光子さん 第8位 遠藤郁子さん
第10回 1980年 第5位 海老彰子さん
第11回 1985年 第4位 小山実稚恵さん
第12回 1990年 第3位 横山幸雄さん 第5位 高橋多佳子さん
第13回 1995年 第5位 宮谷理香さん
第14回 2000年 第6位 佐藤美香さん
第15回 2005年 第4位 山本貴志さん、関本昌平さん
第18回 2021年 第2位 反田恭平さん、第4位 小林愛実さん
演奏の評価に関して、ショパン国際ピアノコンクールでは、過去に「コルド・ポゴレリチ事件」というものが起きたのが有名ですね。
1980年のショパン国際ピアノコンクールで、クロアチアのピアニスト/コルド・ポゴレリチが素晴らしい演奏をするものの
奇抜な曲のとらえ方だったため、予選会で落選させれら、その演奏を聴いていたショパンコンクール優勝経験者で
審査員のアルゲリッチが反発し、審査員を降板。
その事件を重く見た他の審査員が結果的にコルド・ポゴレリチは「審査員特別賞」を与えたという話。
この時代は政治的な力も多少働いていたというのもあり、真相は定かでは得ないが、
時代の流れや審査員の国柄や考え方、演奏者の傾向によっても変わってきています。
ある程度の演奏技術を得た上で、音楽で競うというのは非常に難しいということですね。
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題目:劇場が結ぶ 本と音楽の世界
日時:2022.06.16
場所:オーバードホール
曲目:
作家/宮下 奈都さんが書かれた「羊と鋼の森」
若いピアノ調律師が、ピアノ好きな姉妹と家族や友人と接しながら、その仕事の難しさに翻弄しながらも、
周囲の人々や音楽への思いなどもよって打ち勝ち成長する物語。
ピアノはハンマーの材質「フェイト(羊の毛)」と弦の材質「鋼」が無数に入っていることから「羊と鋼の森」という本題が生まれた。
その本を書く上でのエピソードを聞き、作家の好きな曲をピアニスト/金子三勇士さんが演奏し、
コンサートピアノ専門の調律師/外山洋司さんとの対談など、ちょっと変わったスタイルのコンサート?
本と音楽の世界を楽しむことが出来ました。
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題目:小林愛実 ピアノリサイタル
日時:2022.09.17
場所:入善コスモホール
曲目:
J.S.バッハ:パルティータ第2番
ブラームス:4つの小品op.119
ショパン:スケルツォ第1番〜第4番
小林愛実さんのピアノリサイタル、第18回ショパン国際ピアノコンクール(2021) 第4位入賞された女性。
結構小柄な方でしたが、発せられる音はハンパなかったデス。
手の小さい人は、特に1オクターブ以上の手の開き苦労されると言われますけども、
良いお手本が実在して同じ悩みを持っている人には勇気づけられますね。
ショパン/スケルツォ第4番はコンクールの1次予選で演奏された曲で、
それを生で聞けるのだからうれしいかったデス。
NHKの番組で「ショパンに挑みし者たち 2021 ショパン国際ピアノコンクール」での
舞台裏の彼女の姿がそのままだったのが良かったです
コンクールの時に着ていたドレスも見られて、余韻に浸っていました。
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題目:フジコ・ヘミング ピアノリサイタル
日時:2022.12.21
場所:オーバード・ホール
曲目:
F.ショパン:エチュード「エオリアンハープ」 Op25-1 変イ長調
F.ショパン:エチュード 「別れの曲」Op.10-4 ホ長調
F.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調
F.リスト:3つの演奏会用練習曲よりため息 変二長調
F.リスト:パガニーニ大練習曲集より「ラ・カンパネラ」
ドキュメンタリー「フジコ あるピアニストの軌跡」で知った遅咲きのピアニスト。
片耳の聴力はないものの、多くの国を渡り歩き、ピアノを演奏し続けた姿/ピアノが支えになったという話にグッときましたね。
今年で90歳とかなりの年齢ですが、それでも現役で演奏活動しているのだから驚き。
全盛期の演奏力はないものの、何だかしみじみと切なさが伝わってきました。
猫好きでプログラムにもそれが多数描かれていて、個性出ていて可愛らしかったデス。
最近では「フジコ・ヘミング ショパンの面影を探して 〜スペイン・マヨルカ島への旅」と題した旅行記が良かったです。
私もマヨルカ島へ行きたくなりましたね。
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題目:反田恭平×務川慧悟 二台ピアノコンサート
日時:2023.01.28
場所:富山県高岡文化ホール
曲目:
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
フォーレ:ドリー組曲(連弾)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
2021年5月にエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位(日本人最高位)を受賞した務川慧悟さんと
10月にショパンピアノコンクールで第2位を受賞した反田恭平さんの二台ピアノコンサート。
なんて贅沢なイベントですね。
特にフォーレ:ドリー組曲(連弾)を生で見られるのは貴重な体験です。
演奏後のトークも面白く、CDの宣伝もエリート営業マンっぽく、うまかったデス。
2週間半で巡る全国15公演の二台ピアノコンサート、売れっ子だけに超ハードスケジュール。
富山は9公演目とかで、だいぶテンポや強弱、音色等が合ってきて冷や汗をかくことも少なくなって来たとか。
やはりプロでもそれは難しいみたいですね。
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題目:舘野 泉ピアノコンサート
日時:2023.05.04
場所:金沢アートホール
曲目:左手のシャコンヌ
NHK「鬼が弾く 左手のピアニスト」の迫力ある演奏がすごかった舘野 泉さん。
やや年を召されていましたが、生演奏が聞けて良かったです。
映画「にしきたショパン(2021年)」を思い出す切なさがありますね。
ちなみに、左手のピアニストの第一人者がオーストリア生まれのパウル・ヴィトゲンシュタインさん。
最近では、「左手のピアノ国際コンクール」もあるから、いい流れになりつつありますね。
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題目:迎賓館赤坂離宮 de エラールピアノ演奏会
日時:2023.07.21
場所:羽衣の間
曲目:
C.ドビュッシー:アラベスク第1番
C.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
C.ドビュッシー:前奏曲集第1集より 亜麻色の髪の乙女
C.ドビュッシー:前奏曲集第2集より 花火
C.ドビュッシー:アルトサックス管弦楽のためのラプソディ
C.ドビュッシー:月の光
迎賓館赤坂離宮 で エラールピアノ演奏会を聴いてきました。
羽衣の間の煌びやかな部屋で、貴重で贅沢なひととき。
辰野翼さん(ピアノ)と井上ハルカさん(サクスフォン)の演奏で、
エラールピアノ(1906年製 90鍵盤)の伴奏でサクスフォンによる「月の光」には、
うっとりと聴きいってしまいましたね。
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題目:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 来日公演
日時:2024.02.04
場所:大阪 シンフォニーホール
曲目:
ルトスワフスキ/小組曲
ショパン/ピアノ協奏曲第2番(独奏:ブルース・リウ)
ベートーヴェン/交響曲第7番
以前ポーランドを旅行した際に聞けなかったワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団を日本で味わえるとは!
2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールで堂々の第1位となったソリスト/ブルース・リウという贅沢なセット!
あれだけ素晴らしい演奏家がいるなかで、1次予選から本選まで全て1位ってすごいですよね。
小さな音もホール全体に響き渡っていて驚き、素人でも分かるそのすごさ。
愛用のピアノメーカーはファツィオリ、私も1度弾いてみたくなりましたね。
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題目:アントワン・タメスティ&藤田真央デュオリサイタル
日時:2024.03.25
場所:高岡文化ホール
曲目:
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第21番 ホ短調 K.304 (ヴィオラ版)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
シューベルト:月に寄す D.193
シューマン:月夜(リーダークライスop.39)
シューベルト:夜と夢 D.827
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
映画「蜜蜂と遠雷」で風間塵さんのピアノ演奏を担当した藤田真央さん。
あの映画は私のお気に入りで何度も見ましたね。
藤田真央ライブトーク「世界で弾く、世界を弾く」での音楽に対する思いが印象的で、
興味が湧いてコンサートに出向むきました。
ブルースリウのタッチというか音色というか、似ているような感じがしましたが、私だけでしょうか?
小さな音をキレイに響かせ、大きなビオラとうまくマッチしていたように受けました。
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題目:佐渡裕指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 with 角野隼斗
日時:2024.06.02
場所:オーバード・ホール
曲目:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
東京大学大学院卒でショパン国際ピアノコンクールセミファイナリストの角野隼斗さん。
Cateen(かてぃん)としてYouTubeでも活躍する珍しいピアニスト。
11進法が宇宙を表現しているとうい発想から11拍子でピアノ演奏されたをテレビで見ましたが、音楽だけに留まらない人が登場してきて、面白くなってきましたね。
実際に見ると小さい体格でちょっと意外でしたが、音色は評判通り良かったですね。
佐渡裕さん指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団との共演は最強タッグで、チケットもソウルドアウト。
角野隼斗さんの効果は絶大ですね。
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題目:黒木 雪音 with デンマーク国立フィルハーモニー管弦楽団
日時:2025.05.04
場所:石川県立音楽堂コンサートホール
曲目:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ダブリン国際ピアノコンクール日本人初優勝,リスト・ユトレヒト優勝の黒木 雪音さん。
アンコールで弾いたリスト:愛の夢、小さな音がホール全体に伝わっているのを聞いた時にはしびれましたね。
私の大好きな2曲を聴けて大満足です。
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題目:川口成彦 フォルテピアノ・リサイタル
日時:2025.11.24
場所:宗次コンサートホール
曲目:
ヘンデル:組曲 第5番 ホ長調 HWV430
J.S.バッハ: カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちによせて」変ロ長調 BWV992
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」ト長調 op.129
モーツァルト:ピアノソナタ 第6番「デュルニッツ」ニ長調 K.284
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位を受賞経験のある川口成彦さんのフォルテピアノ・リサイタル。
フォルテピアノはピアノとは異なり、鍵盤が軽いため、指のコントロールが非常に難しい。
その他ピアノとフォルテピアノの違い以下になる。
<音域>
ピアノは7オクターブ以上だが、フォルテピアノは5オクターブ程度で、音の表現できる範囲が少ない。
<ハンマーの材質>
ピアノのハンマーはフェルトで覆われているが、フォルテピアノは皮(羊や鹿が多い)で覆っていてサイズも小さく、軽いため指のコントロールが難しい。
<内部や弦の構造>
ピアノのベースは鋳鉄フレーム、弦は鋼鉄製で、低音域では巻線が適用されていて力強く弾けるが、フォルテピアノの弦は軟鉄製で巻線も無く、音が遠くに飛び難い。
使用されたフォルテピアノはワルター 1795年頃(C.マーネ復元)とジルバーマン(久保田彰 復元)で、ピアノとは異なる音色が心地よかったデス。
古いフォルテピアノを維持管理するのも大変。
個人的にはショパンの曲が聴きたかったですね。
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