コンサートピアノde 演奏 |
日時:2022.05.28
場所:新川文化ホール
新川文化ホールの企画「コンサートピアノオープンday」に参加して、大ホール舞台でコンサートピアノを体験。
調律/整備が行きとどいた最高のピアノとその音が響き渡る大ホールに魅了されまくり。
pp(ピアニシモ)〜ff(フォルティシモ)まで心地よく表現でき、プロのピアニストになった気分(笑)。
日本で知られているピアノメーカーは「ヤマハ」、「カワイ」、「スタインウェイ&サンズ」、「ベーゼンドルファー」などで、
そんな中「スタインウェイ」と「べーゼンドルファー」の2台がホールで準備されていて、1度も弾いたことのない「べーゼンドルファー」をチョイス。
「ベーゼンドルファー」はオーストリアのウィーンにある会社で市場最古の1828年から手作りに拘っている。
当時リストの激しい演奏でピアノは何度か壊れていたが、「ベーゼンドルファー」製を使用するとそれが無くなったことから
有名になったブランドで、2008年にはヤマハの子会社になった。
「スタインウェイ&サンズ」に比べて強く叩くと余計に音が鳴り難いという特徴があり、苦手という人が多いとか。
「スタインウェイ&サンズ」はドイツのピアノ製造会社だが、世界大戦の期に戦勝国/アメリカでもピアノ作りをすることで、
難を逃れ、今では世界のコンサートホールの80%はこのピアノが占めている。
ただ、ドイツ製とアメリカ製では音色が異なるのが難点。
ちなみに、「ショパンコンクール」でも有名なピアノの詩人/ショパンはプレイエス製のピアノを愛用していた。
私の好きなショパンの「幻想即興曲」は、ショパンの死後に焼却処分される予定だったが、
友人/フォンタナがその約束を破って世に出版して今では名曲として扱われている。
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