篠笛

雌竹に孔を開け、漆ないしは合成樹脂を管の内面に塗った篠笛。
篠笛は2オクターブ半だが、調号で笛を持ち替える必要があり、
歌口の位置や指孔の位置/間隔/大きさが異なり、それが13種類(1〜13調子)もある。

以下はその例、
八本調子・・・ハ長調/ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
七本調子・・・ロ長調/シ・#ド・#レ・ミ・#ファ・#ソ・#ラ・シ
六本調子・・・変口長調/♭シ・ド・レ・♭ミ・ファ・ソ・ラ・♭シ

邦楽器の横笛は、雅楽用の「竜笛」、能楽用の「能管」、一般的の「篠笛」に分けられ、
中国大陸から伝わった「龍笛」が進化/簡素化したもの「篠笛」になり、
歌舞伎や能、神楽などいろんな分野で演奏されている身近な楽器。



篠笛

六本調子

歌口

裏側

エンド

楽器を安定して持つのが難しい