三味線

富山県/八尾の「おわら風の盆」で演じられる三味線の運指は以下が基本になり、
これを速くもしくは遅くして弾くことで情緒をもたしている。

三の糸→0
ニの糸→4
一の糸→0
ニの糸→0

三味線の「太棹」「中棹」「細棹」の3種類があり、
吉田兄弟が使用しているのは「太棹」、津軽三味線など派手で大きな音が出せるのが特徴。
各地のお祭りなどで使用されるのは「中棹」、お箏との合奏に用いられ、民謡などでも利用され、八尾もこの類の楽器を使用している。
歌舞伎の伴奏/長唄に使用されているのは「細棹」、楽器自体は少し小さくて高い音、早いメロデーを弾くの適している。