大正箏

大正箏はタイプライターのようなキーをつけたスチールギターのようなもの。
絃は全部で5弦あり、第1〜3絃は同じ音で、第4弦は1オクターブ低く、
第5弦は第4弦よりも更に1オクターブ低いベース弦になる。

絃の太さは以下のようになっている。
第1〜3絃・・・φ0.2
第4弦・・・φ0.4
第5弦・・・φ0.7

ピックで音を鳴らし、キーを押すと弦に触れて音が変わるシンプルな構造で、
27個のキーの黒は黒鍵、白は白鍵とピアノにあたる。

大正元年に森田吾郎さんが開発されたから、大正箏とその名がついた日本の楽器。
楽譜は、キーの番号1〜7が書かれた数字譜。
そのためタイプライターを打つように簡単に演奏できる。





大正箏

タイプライターを打つようなキー

スチールギターに似た構造

キーを押すと弦に触れて音が変わるシンプルな構造

スチール弦 

数字譜のため簡単に演奏できる