ティンパニー

ティンパニーの構造を知りたく、パール製の古いモデルを購入して解体してみた。

調整ボルトは外して、ヘッドとボディを2つに分かれば、内部が見れます。
このお椀型の形状がへッドを叩いた際の振動をケルト内の空気の振動に置き換えて音が鳴る

メンテナンスは以下のような内容で行う
・ボディはキレイに掃除。
・ヘッドはどうしても伸びてしまうので定期的に交換。
・ボルトは洗浄し、潤滑剤を塗布する。
※現在はペダル式調整が主流で、ハンドル式調整は少なくなったかなぁ

メンテ後はチューニングして終了、大変でした(涙)。
ティンパニ―など打楽器はリズムがしっかり取れる人向き。
曲によっては、出番が少ないけれども、締めを行う1音が多々あり、緊張しますね。

ちなみに外径が大きいほど低音が鳴る、以下参考値です。
・外径32インチ・・・レ〜シ♭
・外径29インチ・・・ミ〜ド#
・外径26インチ・・・ラ〜ソ#
・外径23インチ・・・ド〜ソ#
・外径20インチ・・・ミ〜ド
クラシックではティンパニーは「ここぞ」という時になるすのが、非常に響きて効果的ですが、
その分、外すととんでもなく目立つので、緊張もしますね(笑)。

パール製ティンパニー

横から見るとこんな感じ

ケルト内はお椀型の形状

ヘッドはどうしても伸びてしまうので定期的に交換