トランペット |
ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」でパズーが、トランペットで演奏した「ハトと少年」が印象的。
プレモナード製のトランペットを分解して構造を調べてみた。
トランペットはピストンを押し、息が通る長さが変わることで、音程が変化させている。
ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアムなどはピストンの原理(=管の長さを迂回路で選択する方法)は皆同じ。
また、マウスピースの大きさや形状は違うが、唇を上下に振動(バジング)させて音に変換するという点では鳴らし方は基本同じ。
細かく言えばマウスピースの内部形状が用途によって変えている。
どれも、唇の筋肉を使用するため、練習しないと衰えていく。
音が大きくストレートになるため、かっこよくて目立つ分、体の負荷は大きいのが難点。
ベル先端に取り付ける「ミュート」は、楽器内の空気の流れ(音圧)を調整して音色や音量を変えることが出来、いろんな種類があって面白い。
なお、「ミュート」は戦場で兵士が死んだ際に、敵に気づかれないようにトランペットを小さく鳴らすために使用されたのが起源である。
ちなみに、トランペット自体は、昔 戦争の合図として使用されていた。
ちなみに、管楽器は一般的にはどれもタンギングして、演奏する。
それが行わないと音がボヤけてしまうためだが、それがどれも難しいのだ。
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左からホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム |
・リム幅が厚いもの・・・唇との接触面積が広いため、安定した音が出せて疲れ難い ・リム幅が狭いもの・・・唇との接触面積が狭いため、高音/低音を柔軟に出せて、いろんな表現がし易い ・丸みのあるリムバイド・・・唇で掴み難いため、振動が伝わり難いので音程が安定し難い ・鋭いリムバイト・・・唇で掴み易く、振動が伝わり易いので音程が安定し易い ・カップが浅い・・・明るい高音が出し易く、音量が小さくなる(Uカップ) ・カップが深い・・・暗い低音が出し易く、音量が大きくなる(Vカップ) ※ダブルカップ(UVカップもある) ・スロート径が大きい・・・息が入れ易く、息のスピードが遅いため低音が出し易い ・スロート径が小さい・・・息が入れ難く、息のスピードが速いため高音が吹き易い ・バックボアの角度が大きい・・・息のスピードが遅くなるため、低音になり易い ・バックボアの角度が小さい・・・息のスピードが速くなるため、高音になり易い |
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