チューバ

ユーフォニアム(ヤマハEP-101)が3.5kgに対し、チューバ(ヤマハYBB102)は7.5kgと2倍以上重くて扱い難い。
(ヤマハの最新モデルはさらに重く、約10kg・・・)
男子が少ない吹奏楽部では、うまくのせられてチューバ担当になる新入生男子が多いのも、このためですね(笑)。
楽器が大きいので音を瞬時に当てるのが難しく、エアーも多く使うので体が大きい人には有利という理由もあるが。
マーチングバンドの際には体に巻き付ける形状のスーザフォンに代わり、一度は試してみたい楽器。

ユーフォニアムは主旋律(メインメロディ)や対旋律(カウンターメロディ)を吹けるのに対し、
チューバはメロディーが少ないがずっしりした低音を出すため、ファゴットやコントラバス同様に
低音支える合奏では曲に厚みを増す大きな役割。

管の長さは4〜5mmで息き入れるのも大変、レバーが少ないと鳴らない低音が出てきてしまうため、
特にバスチューバなどの低音重視のものは、レバーが6本あり、それら低音を安定して出せるようにしてある。
バルブが多くなる分、抵抗も多くなるが、音域が広がると楽しいものです。

でも、低音楽器のため、加線の多い楽譜を読むのも慣れが必要ですね。


チューバ

重い・・・

管の全長は約10mにも及ぶ

チューバ(左)とユーフォニアム(右)の大きさの比較

低音の響きがイイね


最近ではロータリーバルブが多い。
内部のシリンダが回転することで、切り替える方法。
管が大きくなっても指の間隔が広がらないように/操作しやすいようにしたもの。

ロータリーバルブを備えたチューバ

ロータリーバルブの構造