5大陸制覇した後、やや旅行熱も冷めて半年経過。 唐突に極寒もしくは極暑のところへ行ってみたくなり、冬のロシア/モスクワへと旅立った。 最高気温-5℃/最低気温-20℃、帽子が無いと頭の血管が切れてしまうと言われているモスクワ。

雪質は市内でもパウダー状、小さな池は凍結してその上を子供たちがスケートして楽しんでいた。 気温が低いためにウイルスが発生しにくく、風邪をひいているロシア人は見かけず、当然マスク姿の人も全くいません。 こんなに寒いのに・・・・かなり驚きです。

観光は主にモスクワ市内、地下鉄を利用して教会が集まるクレムリンや美術館巡り。 見慣れない壁画や油絵には、独特なロシア文化が表現されていた。
何よりも豪華な宮殿と見間違えるほどの地下鉄の造りにはビックリ、世界一美しいと言われているだけのことはありますね。 あまり知られていないのが残念。

天然ガスの産出国で活気あるロシア、隣国ウクライナを経由しヨーロッパ各国へ輸出しているガスパイプライン供給停止問題は 地元でも毎晩ニュースで取り上げられるほど結構深刻でした。 エネルギー資源の確保はどの国も同じ問題を抱えていますね。

ビザ取得には宿泊予定のホテルの招待状が必要で、バックパーカーには融通利かないかなり面倒なロシア。 またネット情報も少なく「地球の歩き方」の本だけが頼り。 12/28〜1/1の5日間と短かい旅行でしたけど、情報の少ないロシアの良し悪しが少しわかったような旅でした。