遂に来ました、マッターホルン

<20170814 マッターホルンへのルート>

ツェルマットZermatt(1620m)

(ロープウェイ)

シュヴァルツゼーschwarzsee(2552m)

(登山 約2時間ほど)

ヘルンリヒュッテHornlihutte (3260m)

(登山 約1時間30分ほど)

マッターホルンMatterhorn 途中3600m辺りで引き返す

(登山)

ヘルンリヒュッテHornlihutte (3260m) 宿泊

<コメント>

遂に来ました、マッターホルン。
好天に恵まれて、行けるところまで登ります。

ロープウェイから降りたシュバルツゼー(2583m)からヘルンリ・ヒュッテ(3279m)まで距離は約4km、標高差約700m。
でも、しばらくして直ぐに一部アイスバーンになっている・・・先が思いやられますね・笑
それでも広大な景色に見とれながらも黙々と登山。

途中道に迷った山ガールに遭遇、地図を見せて説明し、最後に記念撮影。
スイスの登山道は日本のように全ての分岐点に表札が立っているわけではないのが難点。
っていうか分岐点が多すぎです、ガスったりしたら分かりませんね・笑
海外では「登山は自己責任」という認識が強いです。

ヘルンリ・ヒュッテから先は上級者向けルートになり、険しいところはフィックスロープが張られています。
ここからマッターホルン(4477m)の山頂まで、標高差約1200mほど。

一般的にマッターホルン登山はヘルンリ小屋に宿泊し、翌朝3〜4時頃登り始めて、中間点のソルベイ小屋(4003m)に約3時間ほどで到達し、頂上までは6時間ほどかかる。
私がトライした前夜も雪が降ってルートファインディングが難しい状態になっていて、、現地ガイドでも登ろうとしている人は居なかった・笑
ガスも濃くなってきたので結局3600m辺りで引き返すことに、近そうに見えて遠いマッターホルンでした・涙。

ヘルンリ・ヒュッテに戻ったら名物「マッターホルン レシュティ」で遅い昼食。
ジャガイモを細切りし、表面こんがり焼き、チーズや卵を載せたもので、スイスの伝統料理です。
その後はアポなしで宿泊交渉/手続きをし、部屋でまったりと。
夕食時には厨房にも入らしてもらい、海外の山小屋のバックヤードを初体験・笑。


マッターホルン 目指して

湖に写る白い礼拝堂とオーバー・ガーベルホルン(4063m)

ジェラートのように見えるのは私だけでしょうか?

ベンチでしばし休憩

スイスの山ガール?

既に残雪が多くなってきました

一部はアイスバーンになり、滑りやすいデス

ヘルンリ・ヒュッテ(3279m)到着、既に立山(3015m)よりも高い

切り立つ岩壁、ここからが上級者向けになります

フィックスロープを登ります

慰霊碑でしょか?

口ばしが黄色い「キバシガラス 」が寄ってきた

ガスってきました、やばいかも

3600m辺りで撤退です・涙

小屋まで戻り、名物「マッターホルン レシュティ」で遅い昼食

アポなしでも泊まることが出来た、ラッキー

温まる夕食、外はみぞれが降っています、夏なのに(笑)

厨房の様子、日本人初潜入でしょうか?(笑)

デザートも楽しみデス

寒さに震えながらも星空撮影

天の川がイイ感じ


日の出も拝むことが出来ました

オレンジ色に照らされたマッターホン




ヘルンリヒュッテ (3260m) からの日の出の様子



ツェルマットにあるマッターホルン博物館

マッタ−ホルン初登頂後の下山中に切れた有名なザイル

昔の登山装備の数々

こんな軽装で、今では考えられませんね

相当寒かったでしょうね

マッターホルンの旅、終了です