山名 劔岳 源次郎尾根&長次郎谷
山行日 2013.08.14〜16
コースタイム 1日目
室堂9:00−劔沢小屋13:30

2日目
劔沢小屋4:30−取付点5:30−1峰9:15−2峰10:30−劔岳12:30−長次郎谷−熊の岩15:00−真砂沢ロッジ17:30

3日目
真砂沢ロッジ6:00−内蔵助谷平11:30−黒部川/下の廊下−黒部ダム15:00

お盆休みは劔岳/源次郎尾根&長次郎谷のバリエーションルートへ
好天に恵まれ1峰からは八ツ峰・長次郎谷・劔沢など一望でき気持ち良かったです
しかし、劔岳登頂間近で天候が急変し、雨や風で寒かった(涙)
長次郎谷の下りも急勾配で、滑落制動かけてもなかなか止まらなかった時にはビックリ!
いろいろハプニングありましたけども、冷静に対処出来たので今は満足(祝)
単独で行くようなルートではないので、皆さんマネしないで下さいネ

なお、今後のために注意事項を以下にまとめました。
参考までに。

・源次郎尾根取付点は踏跡が有って分かり易いです。
・渋滞を避け、山小屋からの早い出発が良いです。
・登り30分ほどで登り難い大きな岩壁有り、打込んであるハンガーを利用すれば抜けられます。
・休憩中も落石に注意し、ヘルメットは常に装備です。
・1峰からは一旦下り、2峰へ登り返しがありますので、1峰で十分休憩をとった方が良いです。
・2峰からの30m懸垂下降する岩壁には一部オーバーハングがあり、ロープが引っ掛かり易いので
 クライムハイスト(バックアップ)を取り、下降中にロープ処理出来るようにしておいた方が安全です。
・懸垂下降後は、劔岳山頂までキツイ登りですが、特に危ない箇所は無いです。
・天候が悪い場合、懸垂下降した着地ポイントから長次郎谷へエスケープ出来ます。
・長次郎谷上部は幅が狭いく急斜面の上、クラックも多いです。8本爪のアイゼンとピッケルが必要です。
・滑落制動で、周りの登山者を巻き込まないよう、歩くルートは注意する。
 (単独は危ないので、パーテー組んで、個々にロープでつないだ方が良いです)
・雨風が吹くと夏場でもかなり寒く、フリースが1着あると助かります。


劔沢小屋へ 

源次郎尾根 取付点
稜線登り

八ケ峰

1峰で記念撮影

2峰目から見た長次郎谷上部

懸垂下降ポイント
30mの落差

降下ポイントから見た熊の岩の様子

降下ポイントから見た劔岳

長次郎谷 中間地点
長次郎谷 出合

真砂沢ロッジ
内蔵助カール

黒部 下の廊下
黒部ダム 到着