大地山で雪洞泊し、初雪山へ山スキー |
【日時&場所】
2018/03/10-11 初雪山(1615m)
【ルート&時間】
7:00 小川ダム第2発電所
13:00 大地山(1167m)
7:00 大地山(1167m)
9:00 初雪山稜線の途中で引き返し
14:00 小川ダム第2発電所
【コメント】
山スキーで小川ダム第2発電所から大地山へ登り、翌日初雪山へ向かう計画。
地形的にみても山スキーには適さない山ですが、それでも滑りに行っている人がネットで見られ、誘惑に負けた(笑)。
初日は登るにつれて徐々に天候が悪化し、登り始めて2時間ほどでホワイトアウト・・・
滑りを考慮して旧登山道を登ったせいもあり、林道が途中で途切れて 逆にスキーを担いたまま藪漕ぎにする場面も(涙)・・・
GPSと地形とを見合わせながら慎重に登り、標高800mで正規ルートと合流し、踏み跡が見られて一安心(笑)。
苦労して登った大地山山頂も、辺りの景色は何も見えずに素通りし、雪洞の掘れる稜線へ直行。
近くでは某遭難対策の積雪期訓練が行われていて、ケタ違いの雪洞の大きさに驚かされました。
なお、雪の約70%は空気で出来ているため、雪洞はテントに比べ高い断熱性があり、
外気温−20℃でも、雪洞の中は雪の温度である約0℃に保ってくれて暖かいです。
(ペットボトルが全く凍らないのがその証拠)
おまけに防音効果もあり、吹雪の音も気になりません。
ちなみにテントは通気性が良く、フライシートは防水性に優れている反面、
雪が降るとフライシートは潰され、テントとの隙間/空気層が無くなり、
テントがサランラップで包んだように通気性が悪くなり、また寒い。
(テント内部の結露したものが凍り付くのそのため)。
冬山専用の外張りはフライシートよりも通気性が良くて酸欠し難いが、その分フライシートよりも寒い。
そのため、外気温−20℃の世界では、雪洞が一番暖かいことになる。
うんちくはさておき
翌朝は天気が回復、初雪山までの長い稜線が朝日で輝き、無数の樹氷がも煌びやかに。
気温も低く足場はクラストしてツボ足でも歩けるほど。
友人の体調が悪かったので、途中で引き返すことになりましたが、早朝の美しい雪景色を堪能できました。
案の定 山スキーには向かない山でしたが(笑)。
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