【行先】八ヶ岳 硫黄岳(2760m)
【参加メンバー】 山茶さん、ショウさん、てつ
【コースタイム】
12/21
富山(7:00)〜稲子湯(12:00)→しらびそ小屋/テント泊(14:30)

12/22
しらびそ小屋(7:30)→夏沢峠(10:50/11:00)→硫黄岳(12:30/12:40)→しらびそ小屋/テント泊(15:30)

12/23
しらびそ小屋(7:00)→中山峠(8:30/45)→黒百合ヒュッテ(9:00/15)→しらびそ小屋(10/30/11:00)→稲子湯(12:30)〜富山(18:00)

【感想】
冬山合宿のため、八ヶ岳//硫黄岳(2760m)へ。
今回は「テント泊装備の確認」「暴風の中でのアイゼン/ピッケル歩行」が主な目的です。

稲子湯から総重量15〜20kgの荷を担ぎ、しらびそ小屋のテン場まで2.5Hほど登って設営。
テント泊の楽しみの1つである食事は、各家庭の味が効いた塩ちゃんこ鍋やキムチ鍋など。
日替わりで食事担当を決めたのが良かったです。
しかし、ちょうど寒波到来で気温は-20℃・・・外張り使用していて良かったデス。

肝心の登山方はというと、
天候に恵まれ、また入山客も多く、ラッセルすることなく踏跡を辿って登れました。
しかし、山頂付近の稜線では、耐寒温度-30℃はあるかと思われる暴風に遭遇し、まつ毛が凍ってしまうほど(涙)
露出の多い頭部は、目出し帽・ゴーグル・ヘルメット・フードのフル装備でないとキツいですね。
それに耐えた甲斐あってか、一瞬ガスが晴れた隙間から鋭く切り立った巨大な火口壁が突然目の前に現れ、その幻想的な姿・迫力はとても衝撃的でした。
その余韻にひたりながら、帰りは本沢温泉の露天風呂で疲れを癒し、テン場まで下山して就寝。
翌日は、北八ヶ岳の展望が楽しめる中山峠へ。
ココから双耳峰の天狗岳が迫って見え、振り返った蓼科山方面では雪をまとった針葉樹の森が遠くまで広がり、雲海の向こうには御嶽山や北アルプスまで見渡せ、想像以上の展望の素晴らしさに時が止まったかのようでした。

八ヶ岳の魅力を十分堪能することが出来た冬山合宿、次回は情緒ある山小屋に泊まってのかんじきハイクを楽しみたいですね。


テント設営
夕食の準備

巨大な火口壁

硫黄岳(2760m)登頂
露天風呂

快晴の早朝

キツい登り
双耳峰の天狗岳

北アルプス
雪の華