西穂高岳2909m〜ジャンダルム3163m〜奥穂高岳3190m |
お盆休みは、西穂高岳2909m〜ジャンダルム3163m〜奥穂高岳3190mのバリエーションルートを縦走。
前日まで小雨が降っていて当日の縦走時は、ガスの出易い気象状況だったので、
昼までには縦走を終えて穂高岳山荘にたどり着けるように計画。
案の定、心配していたガスも終盤/馬の背辺りから出て来て、ホッとしています。
西穂高岳〜奥穂高岳のバリエーションルートを踏破出来ると達成感ありますね。
なお、西穂高岳〜奥穂高岳の縦走は、西穂側からのアクセスの方が安全です。
奥穂側からのアクセスの場合、足元が見づらい下りが多くなるため、難易度が上がるかと思います。
(女性はかなり苦労されていました)
コースタイムと各ポイントの注意点を以下にまとめてみました。 参考までに。
<コースタイム>
8/14 13:00ロープウェイ山頂駅〜14:00西穂山荘
8/15 3:00西穂山荘〜5:30西穂高岳〜7:30天狗ノ頭〜9:30ジャンダルム〜11:00奥穂高岳(昼食)〜11:30穂高岳山荘
8/16 6:00穂高岳山荘〜白出沢〜10:00ロープウェイ登山口
<西穂山荘〜西穂高岳>
西穂小屋〜西穂高岳は特に難しいところはなく、ヘッドライトの灯りで行けます。
<西穂高岳〜間ノ岳〜天狗ノ頭〜天狗のコル>
ここからは浮石やザレ場など気の抜けない岩場の連続。
天狗ノ頭への登りは逆層スラグになっていて、滑りやすいです。
天狗ノ頭の下りも気は抜けないが、要所に鎖があります。
天狗のコルには上高地へエスケープルートがあり、進退の最終判断はここで行う必要があります。
(天狗のコルには、長野県側と岐阜県側にそれぞれビバークポイントもあります)
<天狗のコル〜ジャンダルム>
ペイントマーキングが徐々に減ってきて、ルートファインディングが難しくなってきます。
細い尾根のためGPSも役に立ちませんので、少し登ってはルート確認し、慎重に先へと進みます。
(突っ込んでしまい、後戻り出来なくならないように)
ジャンダルムの基部が分岐になっていて、岐阜県側がジャンダルム山頂へ続くルート、長野県側が奥穂高岳への巻きルートに分かれます。
(ジャンダルム山頂に寄るのであれば、ココで荷持を置いて空身で登ると楽です)
<ジャンダルム〜馬の背〜奥穂高岳〜穂高岳山荘>
ジャンダルム山頂から基部へ戻り、長野県側の巻きルートを進むと、奥穂高岳へとつながる急登があります。
(疲れていて、心が折れそうになります)
急登は岩溝状になっていて、浮き石やガレ場が多く、先行者との距離を保って登ります。
急登を登りきったら本ルートの最難関ポイント、馬の背が待ち構えています。
馬の背はナイフエッジになっていて、両サイドが絶壁で落ちたら死にます。
馬の背を抜けたらウイニングロード、奥穂高岳に到着です。
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西穂高岳山頂 |
いざバリエーションルートへ |
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天狗のコル |
上高地へのエスケープルート |
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穂高山荘 |
岳沢 |
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