避難小屋でまったり 北ノ俣岳 山スキー |
【日時&場所】
2018/03/24-25 北ノ俣岳(2662m)
【ルート&時間】
6:30 神岡町和佐府(1000m)
9:00 飛越トンネル(1455m)
12:30 寺地山(1996m)
14:00 避難小屋(2000m)
6:00 避難小屋(2000m)
8:00 北ノ俣岳(2662m)
14:00 神岡町和佐府(1000m)
【コメント】
神岡町和佐府/最終除雪地から飛越新道を通って北ノ俣岳(2662m)へ山スキー。
このルートの特徴は、登山口までのアプローチが約7kmと長く、更に登山口から山頂までも距離があり、かなりの忍耐と持久力を要求されるところ。
ただ、登山口から寺地山までは樹林帯で、冷たい横風から守られ、北ノ俣岳直下には避難小屋もあり、1泊2日であれば比較的安心して登れるのが良い。
「避難小屋で豪快にすき焼きする!」というのが、今回の長いルートの励みとなりました(笑)。
その小屋も雪に埋もれていましたが、ちょっとした除雪で入室することが出来、その設置場所や構造に感心しきり。
久しぶりに雪洞から解放され、長い山の夜を楽しむことが出来ました。
なお、避難小屋は老朽化で「自己責任で泊まること」と表記されています(爆)。
翌朝は・・・
避難小屋から北ノ俣岳までのだだっ広い急斜面は、正面を向けれないほどの強風でキツかった。
乗越過ぎた山頂稜線は更に風が強くなり、体感温度-20℃ぐらい(もう〜笑らえん)。
そんな状況下で薬師岳や黒部五郎岳をはじめ、広い雲ノ平や赤木平、遠くにうっすら浮かぶ水晶岳や槍ヶ岳など 厳しい冬の奥黒部を見渡せて新鮮でした。
もっと衝撃的だったのは、同ルートを経て「神岡〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜新穂高」を1日で山スキー縦走するYさんの姿。
彼らの山スキーの特徴は、「雪面が凍った夜中2時に登り始め、軽くて細い板で更に距離を稼ぎ、午前8時頃には山頂から滑降。
低い標高の雪面が緩み始める午前10〜11時には下山」という非常に理にかなったところ)
登行/滑降技術や装備を目の当たりにし、いい刺激になり新たな目標が出来た北ノ俣岳 登山でした。
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