「さゎわらし」にも載っているちょっとマニアックな沢、長棟川本流へ沢登り。 本編では神通川/薄波橋であったが、そこからのアクセスはかなり長い。
最短で核心部へ行きたく桧峠まで車で入り、第1ゲート以降は自転車に乗り換え向山橋まで行き、そこから入渓。 雲行きが怪しいのが気にかかるが、ここまで来たら行くしかないだろうと沢支度。

遡行しはじめ程なくして核心部/ゴルジュ帯に突入、流れは穏やかだが深くて足が届かない・・・ 仕方なく空身で泳いで渡り、後からロープでリュックを引き戻す。 9月上旬の涼しいこの時期、水から上がるとさすがに寒い(涙)。

更にゴルジュは続くがヘツリながらも無難に通過。 これだけの奥地だと魚影もよく見える。
携帯ガスコンロで湯を沸かし、コンスープを飲んで一服していたら、ポツポツと雨が・・・ これはヤバイと下山するが、先ほど泳ぎ渡ったところが波打って、さすがにこれにはビビった(爆)。 リュックを浮輪代わりにして通過し、無事入渓地点の向山橋へと戻った。

これといって大きな滝は無かったが、緊張するゴルジュ帯。 もっと天候の良い日にでもまた更に上流を散策してみたい。

エリア 富山県/奥山
沢名 神通川支流 長棟川本流
山行日 2007.09.07
コースタイム 第1ゲート/自転車(8:30)→第2ゲート→向山橋/入渓(10:30/45)→ゴルジュ/泳ぎ→集中豪雨/撤退(12:00)→向山橋(13:00) →第1ゲート/自転車(16:00)
コメント ・月岡側から核心部である向山橋上流へは、桧峠まで車で入り、その後は自転車に乗って向かった方が良いかと。
 (第1及び第2ゲートは、カギがかけられて車では入れません)
 (神岡側/茂住峠からのアクセスは、林道が荒れていてお勧めできません)
・向山橋から入渓する際はロープを張った方が安全です。
・ゴルジュは泳ぎがあるため、水量の多い時期は避けた方が良いかと思われます。
参考資料 ・山岳渓流 北陸編(つり人社)
・さゎわらし(遊谷倶楽部沢童子)


概略ルート図


静かな林道
途中の沢

峠で一服
やっと向山橋に到着(祝)
落ち着いた沢
途中の枝沢をつめたところの滝
ゴルジュ帯突入
泳いで対岸へ

小さなお釜