長い稜線を経て人形山へ 山スキー

【日時&場所】
2018/03/17-18 人形山(1726m)

【ルート&時間】
7:00 田向集落
12:00 マルツンボリ山(1237m)
14:00 標高1400mの稜線(雪洞泊)

6:00  標高1400mの稜線
8:30 人形山(1726m)
10:00 三ヶ辻山(1764m)
16:00田向集落

【コメント】
今週も山スキー、富山県西部の代表する人形山(1726m)へ出撃。
人形山は奥大勘場からのアクセスが一般的だが、現在途中の国道が雪崩で通行止め状態(涙)。
それ以外のルートとして、田向集落からの正規登山道に沿ったルートもあるのだが、あえてマルツンボリ山経由の北東尾根から登ることにした。

このルートの特徴は、マルツンボリ山(1237m)までは急登で、その後はアップダウンのある緩やかで長い稜線。
先週の初雪山同様、山スキーには不向きなルートだが、急登はスノーシュ、緩やかな稜線及び滑降は
ミニスキー(ロシニョール フリーベンチャー99cm)と装備を変えれば楽しめるのでは?と思い挑戦。
その考えが的中して、スムーズに登ることができた。

なお、今回も雪洞泊(笑)
前回雪洞泊のメリットを記載しましたが、ディメリットとしましては
1.雪洞掘るのに約2時間かかるため、日没から逆算して午後1時〜3時の間には堀る場所を探し決めなければならない。
2.雪洞堀りはかなりの肉体労働、そのため登山中にバテていては泊まることも、ままにならない。
3.林の中で作った場合、目印を付けておかないと、下山の際に荷物を取りに戻ることが難しくなる(1度経験あり・笑)
など。

うんちくはさておき、
マルツンボリ山(1237m)から人形山(1726m)までは 稜線とは思えないスキー場のような
広い雪原が所々あり、新しい発見が出来てうれしかったデス。
危険な個所は人形山山頂付近で、2日前の降雪でクラックが見え難くなっていたところ。
また、隣の山/三ヶ辻山(1764m)は更なる急登で、早朝のしまった雪でないと、滑落の危険性が高くなるといったところ。

ともあれ、山スキーには不向きなルートも、登山道具の組む合わせ次第で、楽しめるということが再確認でき、山行の幅が広がった登山となりました。


稜線から田向集落を見下ろしたところ

急登で暑く、木陰で一休み

稜線とは思えない広い雪原

樹氷がまぶしいほどキレイ

やっぱりアイスが一番

マルツンボリ山から見た人形山

結構登ってきました

頭上に太陽が

この辺で雪洞でも掘るかなぁ

夕焼けがキレイ

この時間が結構好きです

大滝山の反射板がクッキリ見える

山で迎えるマジックアワーがイイ〜 

雪洞はこんな感じデス

夕食タイム

イオックスアローザ/スキー場のライトアップが見える

星空の下 就寝


早朝の稜線

清々しく登れる

三ヶ辻山(1764m)が近づいてくる

クラストしていて登りやすい

三ヶ辻山とつながる稜線は爆風に見舞われ

人形山 登頂

素晴らしい眺めです

春の白山も登ってみたいなぁ