月夜がキレイだった奥穂高岳&北穂高岳

【日時&場所】
2018/04/28-30 奥穂高岳&北穂高岳

【コースタイム】
5:30 上高地
12:00 涸沢ヒュッテ

4:30 涸沢ヒュッテ
6:30 穂高岳山荘
7:30 奥穂高岳
8:30 ジャンダルム手前の稜線撤退
9:30 穂高岳山荘
13:00 北穂高岳
13:05 北穂高小屋

5:30 北穂高小屋
6:30 涸沢ヒュッテ
10:30 嘉門次小屋(1H食事)
13:00 上高地

【コメント】
G.W前半はジャンダルムまでの稜線の偵察も兼ねて、奥穂高岳&北穂高岳へ。
このルートの核心部は奥穂高岳小屋上部の急こう配な雪壁が、早朝もあってクラストしていましたが、ダブルバイルでサクサクと登れて気持ちよかったデス。
ここをシングルピッケルで登る人もいますが、ピッケルを打ち込む際にその反動で体がそって滑落の恐れがあり、またピッケル自体も操作性に劣るので、やはりここはダブルバイルが有効ですね。

お目当てのジャンダルムまでの稜線「馬の背」はナイフリッジになっていましたがこれは想定内。
問題だったのは気温の高い日が続いたせいか雪質が緩く、バイルを打ち込んでもズルズルと抜けてしまうほど。
さすがにまだ誰も通り抜けていない様子だったので、安全を考慮しここで撤退デス。
(3月頃なら行けそうな気がしますネ)

その後は雪壁をトラバースし、ショートカットしながら今度は北穂高岳へ。
ここは、槍ヶ岳、表銀座、奥穂高、前穂高、涸沢、笠ケ岳、常念岳と穂高連峰を代表する山々を360度すべて見渡せるので、お勧めです。
古風な趣のある北穂高小屋で一泊し、静かな夕日、しっとりした月夜、清々しい朝日と春山をMAX堪能できました。
下山後は嘉門次小屋のイワナの塩焼き&ざる蕎麦で締め、この香ばしさはいつ来てもたまりませんね。


早朝の上高地

涸沢ヒュッテまでの長い登り

テント泊で賑わう

展望テラスでまったり昼食

一休み

月夜の前穂高岳

吹き流しが泳ぐ

そろそろ寝ますか


日の出に照らされた涸沢

雪壁はダブルバイルで

随分と登ってきた

奥穂高岳に到着

そしてお目当てのジャンダルムへ。

馬の背方面はナイフリッジになっている

記念撮影♪

動画デス

雪壁をトラバースしながら今度は北穂高岳へ

キツい登りを経て北穂高岳へ

先ほど登った奥穂高岳が見える

北穂高小屋への雪の階段

槍ヶ岳、表銀座、奥穂高、前穂高、涸沢、笠ケ岳、常念岳を360度すべて見渡せる

古風な趣のある北穂高小屋

夕日に照らされた槍ケ岳までの稜線

月夜に照らされた奥穂高岳&前穂高岳

岩肌むき出しの稜線も絵になります

谷筋から見た笠ケ岳


日の出と共に

残雪期の北穂高小屋はお勧めです

遠くに富士山の姿も

下山後はいつもの嘉門次小屋でイワナ塩焼きを堪能