称名川　上ノ廊下　沢登り

＜日時＆場所＞
9/3　称名川　上ノ廊下　沢登り

＜ルート及び時間＞
天狗平山荘4：30→（懸垂下降）→称名川7：00→ツバクロの滝10：30→雷鳥沢キャンプ場11：30

＜コメント＞
称名川　中ノ廊下及び上ノ廊下　沢登りへ。
ソーメン滝とツバクロの滝が本ルートの見所、ネット情報も少ない未開の地だけにゾクゾクします（笑）

入渓点は天狗平山荘から少し下った奥大日岳に向けて張り出た尾根。（不動滝とソーメン滝の中間地点くらい）
立入禁止区域を通って称名川へ降りるため、天狗平山荘に前泊して早朝目立たないよう決行。

天狗平から称名川までは標高差約200ｍ有り、最初の100ｍは草木を掴んで降りられるが、それ以降は懸垂下降。
50ｍロープの半分25ｍ間隔で4ピッチほど降りて着水。
そこは人を寄せ付けないエスケープルート無しの断崖絶壁に囲まれたＶ字渓谷。

スムーズに行けば半日のルート、要点をまとめると以下になる
・下から見上げるソーメン滝は格別（なかなか見られない光景）
・その後の20ｍ大滝は右岸から高巻き（コレが結構大変）
・大滝上部には少量ながら温泉が湧いている（当然入浴しました）
・ツバクロの4段滝は左岸から高巻き（Ｓ字ゴルシュ帯、大滝、ナメ滝と凝縮された珍しい滝）
・チャツボミゴケの群生が素晴らしい（酸性の水場に育つ不思議な植物）

その日は雷鳥沢キャンプ場でテント泊。
星空がキレイで夜通しの写真撮影と沢登りの疲れで、翌日は遅くまで寝ていました（笑）