立山最後の秘境 松尾平湿原

<日時&場所>
2016/11/末
1泊2日で立山カルデラ内にある松尾平湿原と立山温泉跡地の散策。

松尾平湿原は立山最後の秘境というべき場所ですが、立ち入り禁止区域のためほとんど知られていないのが残念。
せめて作業の邪魔にならないよう砂防工事も終えた11月末に決行、藪漕ぎなども苦手なので(笑)

アクセス方法は弥陀ヶ原から松尾峠を通って入山し、途中ルートから逸れて沢沿いを下って松尾平湿原へ。
そこは踏み跡一つないブナ林に囲まれて静かな湿原で、見上げれば山肌がむき出しの険しい稜線が。
贅沢言うならばココでキャンプし、星空を眺めたいところデス。

その後は砂防工事道路まで出て、立山温泉跡地へ。
映画「剱岳 点の記」でも取り上げられた施設で、アルペンルートが開通するまでは多くの人が利用していた場所。
近くの川には今でも源泉が湧いていて、温度は70℃と結構熱いデス。
(温泉マニアとしては、当然入浴しますけどもね・笑)。

天涯の湯の前でテント泊し、翌日はトロッコ路線に沿って下山。
スイッチバックも見られて、鉄道マニアにはたまらない場所でもある。
ともあれ、充実した2日間でした。


松尾峠からの展望

冷え込んだ
早朝

念願の松尾平湿原

山の中に廃線が


立山温泉跡地に到着

解説

当時の金庫?
台所跡も

浴槽跡(大)
浴槽跡(小)

橋を渡って泥鰌池へ
岸壁にトロッコの廃線が見える

湧出口?
近くの湯源

熱くて川の水を混ぜて入る

激しく吹き上げる間欠泉
ここはしゃぶしゃぶでしょう(笑)

せいろを使って調理


閑散とした砂防事務所(冬支度ですね)

スイッチバック
切り替え

トンネル通過
線路が続く

橋を越えて
スイッチバックで坂をゆっくり下る