室道から雷鳥沢の気が遠くなりそうな登りを経て別山へ。
別山から見る正面の剣岳は、最高の撮影ポイント。立山まで続く稜線も素敵♪
別山で景色を堪能した後は、剣御前へ三角点探し。特に迷うことなくゲット。
三角点から先は廃道になっていたが、藪漕ぎしながら崖を下り、剣山荘へ。
2枚の布団を3人で利用するほどの混雑ぶりだったが、疲れていたのですぐに爆眠(笑)。

翌朝AM3:30、月や星々がキレイに輝くなか出発。
キツいアップダウンが続くが、月明かりがそれを癒してくれるような。
斜度約70度ほど崖壁「カニのタテバイ」の直登には少々ビビリりましたが、無事山頂に到着。
そして、剣岳三等三角点ゲットでしばし最高の達成感にひたる。
10年ほど前にもここに来たことはあるが、映画「剱岳 点の記」を観た後ではその感動の度合うも違いますね。
北東に延びる険しい尾根「北方稜線」は厳しい急峻な場所で、雪が側壁に付いていてもかなりの登り難いかなぁ。
当時の測量隊の踏破力には、本当感心しますね。

薬師岳や槍ヶ岳まで見渡せる大展望を堪能したとは、下りの岩場での渋滞を避けるため、早月尾根へと下る。
池ノ谷や三ノ窓など見慣れない景色も堪能できて興味深いルートだ。
しかし、馬場島からの標高差2250mを一挙に下るため、ヒザにはかなりの負担…
そこを登ってくる人々の筋力/体力、何よりも気力には本当脱帽ですね。

そして、山頂から下ること6時間、ようやく馬場島に到着。
久しぶりの縦走で疲れましたけど、充実した登山でした。
最後はヒッチハイクで立山駅へ。
地元登山家の多い中山登山口でヒッチハイクすると、ゲットしやすいです(笑)。

追伸
明日にでももう1度映画「剱岳 点の記」を観にいこうかなぁ♪

エリア 富山県/上市
山名 剱岳(2991m)
山行日 2009.09.05〜06
コースタイム 1日目:室堂(8:45)→別山(11:30/12:00)→剣御前(13:15/13:30)→剣山荘(14:15)
2日目:剣山荘(3:30)→前剣(4:30/4:40)→剣岳(6:00/6:30)→早月小屋(9:00/9:10) →馬場島(12:30)

別山から剱岳を激写♪

別山から雄山へ続く稜線の眺め

剣御前の三角点
剣御前から奥大日岳の眺め

夜明けの後立山

斜度約70度ほど崖壁「カニのタテバイ」の直登 

剱岳 三等三角点
山頂で記念撮影

山頂からの大展望、薬師岳や槍ヶ岳まで見える

北東に延びる険しい尾根「北方稜線」

剱岳山頂の影が写っている
早月尾根から「北方稜線」を眺める

早月尾根から毛勝山の眺め
早月尾根から奥大日岳の眺め