エリア 富山県/立山町
沢名 称名川上流 ザクロ谷
山行日 2007.08.15
コースタイム 称名川第2発電所(8:00)→入渓(9:30/45)→二股(12:00/15)→称名川第2発電所(14:00)
コメント ・称名川第2発電所/導水管脇の階段からスタート。
 (長くて急勾配、スキーのジャンプ台ほどけっこう怖い)
・その後約800mの真っ暗なトンネル抜け、ヘッドライトが必要です。
 (コウモリが住んでます…また中はとても寒いので上着を一枚もっていた方が良いかと)
・トンネルを抜けるとそこがザクロ谷。
・約2時間ほど登ったところで沢登り核心部/二股の6m滝に到着。
 (全く高巻きする余地も無い究極のチョックストーン、ここから上は5級クラスの沢)
・ゲートは夏PM7:00、それ以外はPM6:00で閉鎖、時間に余裕をもって行動を。
参考資料 ・アルプスの沢 (白山書房)


概略ルート図




二股のチョックストーン


称名川第2ダムの長くて急勾配ある階段、まるでスキーのジャンプ台のようだ。

あまりにも高く怖くて下を見ることが出来ないほど。

その後は約800mの真っ暗で不気味なトンネル、中ではコウモリが飛んでる(涙)・・・

ヘッドランプを点灯させ、腰をやや落としながらすり抜ける。

トンネルを抜けた後は「どこでもドア」から出たような、いきなり沢に直面。

岩がメチャでかくて、乗り越えるのも大変。

それにしても太郎沢を彷彿させるような見事な沢。

肩までの深さがありそうな釜。

川底がハッキリ見える透明度。

真夏でもけっこう冷たい、10秒も浸かってはいられないほど。

脇を慎重に通過。

約2時間ほど登ったところで今回の沢登り核心部、二股の6m滝に到着。

全く高巻きする余地も無い究極のチョックストーン、ここから上は5級クラスの沢だ。

首まで浸かる深さあって泳いで6mの滝に取り付き登る・・・とても出来ません、案の定ここで引き返すことに(涙)。

ネオプレーンをフル装備して保温、更に水中メガネでもかけないと滝下までたどり着くことすら出来ないような。

人を全く寄せ付けない滝を、拝むことが出来ただけでも良かったです。