日本未来科学館
宇宙飛行士毛利衛さんが館長を務める日本科学未来館。
最先端の科学技術を一堂に展示した場所で、目玉の人間型ロボットASIMOを一目みたく入館した。
ASIMO 1
本田技研工業が開発した二足歩行型ロボットASIMO、実際目の当たりするとやっぱりすごい。

必要な動作を予測してあらかじめ重心移動させる予測運動制御機能で、歩行やダンス更には片足立ちまでも可能にしてしまう、その技術力の高さに驚かされた。 
ASIMO 2
身長120cm、体重52kgの小さなロボットに最先端技術が詰め込まれている、約15分のデモンストレーションをくいいるように見てしまった。

バイクを製造していた町工場が今や世界最先端のロボットを作り上げているのだから本田技研工業はやっぱりすごい

ますます本田愛好家になりそう。ちなみに今乗ってる自動車やバイクも本田製(笑)。
PINO
科学技術振興事業団ERATO北野共生プロジェクトが開発した人間型ロボットPINO、全長70cm、4.5kgで26のサーボモーター、7つのセンサーが搭載されており、AI (人工知能) によって同時に制御されるという。

また、CCDカメラを搭載し色や形を認識、ちなみに頭脳はPentium III 733MHzでOSはRT-Linuxとか。意外にも低スペックで驚いた。
写真はカットモデルでサーボモータや電気配線などが所狭しと張り巡らせれていた。
AIBO
ソニーの生んだ 自ら情報を取得し判断し行動する自律型ロボットAIBO、ここでは実際にサッカーをさせその性能を知ることができた。

「カメラに写る色の領域と周囲の長さの比率を計算することでボールを認識し、ミスしてもそれを覚え次の行動に取り入れる学習プログラムでゴールを決める」というのだから驚きである。
インタロボット
話しかけると対話して情報交換を行うロボット、最新の研究ではロボットに表情も加えられてるためAIBOより人間に近い存在かもしれないがやや不気味でした。
でも、英語やフランス語など言語によらず対応できるところがすごいです。
ライド・カム
左写真の小型ロボットは自分が別室から運転してる様子。
ロボットに付いたCCDカメラからの映像を見ながら操作するため、あたかもライド・カムに乗っているような体験ができる仕組みになっている。
視野が変わってなかなか面白かった。
実験工房
ここ実験工房「ロボット入門」では、子供たちが動作プログラムをノートパソコンにインストールしながら、プログラミングにしたがって動くライントレーサーロボット(黒い線をたどるロボット)を製作してた。

ソフトはLEGO社「マインドストーム」、ロボットはプラスチック製の積木で子供でも簡単に扱えられるもので教材としては最高。
俺も子供の頃にこんな教材があったらなぁ・・・少し羨ましかったです。
マイクロマシン
1ミリの100分の1程の大きさのモーターやスイッチなどを、顕微鏡を覗きながら実際にマイクロマシンを静電気や熱膨張で動かし体験した。

これが既に日常製品に取り入られてるのだからすごい、くしゃみをしただけで飛んでいって無くなりそう(笑)。
ナノテクノロジー
ここでは、10nm(1億分の1メートル)より小さいナノ空間をパネルを使ってわかり易く説明を受けた。 知れば知るほどそのすごさが伺えられる。

これを利用したレーザー技術がCDやDVD、光ファイバ−など情報や通信に既に取り入れられている。