ジオ コスモス
日本科学未来館のシンボル 直径6.5mの球形ディスプレイ、約100万個のLEDで出来ていて地球だけでなくいろんな惑星も表現できる。

最近青色発光ダイオードの特許対価を巡り開発者とその企業が裁判で争うことがあったけど、 光の3原色最後の色を表現できるようになったおかげでこれが作れたと思うと、開発者には勝ってほしいな。
TRON 1
ここではTRONの最先端研究であるeTRON/8(Entity TRON)を利用しデジタルミュージアムを体験、写真はその様子です。

トロン(TRON: The Real-time Operating system Nucleus)とは、理想的なコンピュータアーキテクチャの構築を目的として、1984年に東京大学の坂村健博士によって提案された新しいコンピュータOS仕様であり、ユビキタス・ネットワーク社会(どこでもコンピュータ環境)の実現を目指している。

便利な時代になりつつあるのはうれしいが、セキュリティー面がやや心配です。  
TRON 2
また、最先端技術だけえなくコンピュータの歴史も学ぶことが出来、なかでも世界初のマイクロプロセッサ「4004」を拝むことができてうれしかった。

わずか幅約 3mm、長さ約 4mm のダイサイズで、1946 年に開発された重量 30 ton、大きさ約 85 m3、 18000 本の真空管を使用した世界最初のコンピュータ「ENIAC」に匹敵する演算処理能力だというのだからすごい、当時はその性能に世界中が衝撃を受けた。
8輪電気自動車KAZ
慶應義塾大学環境情報学部の清水浩教授が開発した8輪電気自動車KAZ。

時速300km出せ充電走行距離は300 km以上と高性能の上に、大きさは長さ6.7m、幅2m、高さ1.7m、重量3ton、定員8人とビックサイズ。
乗ってみたいけど、駐車はどうするのだろう… 
環境共生型住宅エコハウス
できる限り自然の力を利用した家作りの提案をした環境共生型住宅エコハウス。

昼間の太陽熱で温められ夜になっても暖かさが続くよう床にペットボトルや石を使ったり、プリズムの入射角、反射角を利用して季節によってガラス窓から入る光を制限することで室温調整したりと科学的でした。

これら考察すればするほど、昔の日本家屋がいかに機能的で、地球にやさしい作り方をされていたのかが伺えられます。 「断熱気密」ってある意味、無駄かもしれない(笑)。
しんかい6500
有人調査船としては世界で最も深く潜れる深海調査船「しんかい6500」の模型、実物はチタン合金で出来ているとか。

水深6500mの深海では1cm2につき約650kgもの圧力がかかり、それに耐えるだけの強度があるのだから驚きである。
スーパーカミオカンデ
岐阜県吉城郡神岡町の神岡鉱山あとで、太陽ニュートリノの観測装置スーパーカミオカンデで使われている世界最大の光電子増倍管である。

高さ41m、直径39mの巨大水タンクの内壁にこの直径0.5mの電球状センサーが取り付けられていて、ニュートリノと水の反応で生じる微弱な光を検出できる。

1秒間に100兆個のニュートリノが私たちの体を通過しているものを、測定できるのだからすごい装置である。
ロケットH-IIAのメインエンジンLE-7A
日本が世界に誇るロケットH-IIAのメインエンジンLE-7A、最近では打ち上げ失敗が多いから展示し続けるのはちょっと・・・

中国は有人宇宙飛行船の打ち上げを成功させたというのに…がんばれ日本。
宇宙での実験装置
右の写真はメダカが無重力下で初めて産卵行動を行った装置で、その隣には魚の脳とかに電極を埋め込ませ泳がせて宇宙酔いの影響を調べた機械もあった。

これら実験で人間も宇宙で子孫を増やし、生活できる可能性が高くなったとか。将来ニュータイプが生まれたりして(笑)。
ゲノム解析
ヒトの全ての遺伝子を解読するヒトゲノムプロジェクト。
写真はその解析方法をパネルでわかり易く表現したもので、DNAの塩基配列を調べる大変さが分かった。
国際共同プロジェクトになったのも納得。
CTスキャン
写真はCTスキャンしてわかる人体の構造を模型化したもの。まさに人間のみじん切りで、臓器など配置がわかり易かった。