金沢工業大学で「ガンダム創出学」という講義があり、その最終日にガンダムの製作者:富野由悠季氏が講師となって講演するという。オタクの俺はそれを受講手続きしようとしたのだが、参加対象が在学生もしくは中・高校生だったためあえなく断念。

代わりに大学図書館のビデオセンターで収録されたその講義を受講した。講義は「 現代編で伝えたかった、現実社会におけるガンダムの存在とは?ものづくりとは?創出することで背負う責任とは?それでも創出し続ける原動力とは?」といった内容。

すごい迫力ある講義でした。特に印象に残った「いろんな人と接して自分にプラスになるものを吸収しろ。他人にただ追随するのではなく、自分の考えで判断・行動せよ。でなければ独創性あふれるモノは作れない。」という言葉。

個性の時代といわれる現在、それに伴った知識や技術も必要だろう。勉強し努力さえすればそれは身につけられるが、それを正当に評価されずに潰されるのが現状だ・・・。