国立科学博物館
いろんな分野が歴史を通して凝縮されている国立科学博物館。

以前NHKで放送された「電子立国 日本の自叙伝」の資料も目の当たりにすることができ、思わず見入ってしまった(笑)。
日本初の真空管式電気計算機FUJIC
富士1956年(昭和31年)に写真フイルムが真空管1700本使って開発した日本初の電気計算機。

レンズ設計するのに開発され、人手の2000倍の性能があったとか。今じゃ考えられない驚きの大きさだ。
リレー式計算機 CASIO14-A型
1957年(昭和32年) カシオが約340個のリレーを使って開発した小型計算機CASIO14-A型

真空管式計算機よりもサイズがおさえられ、また誤算がなくなったとか。
マイクロプロセッサi4004
1971年(昭和46年)インテル社がビジコム社依頼のもと電卓用汎用LSIの開発から生まれた世界初のマイクロプロセッサ。
写真はそのチップが搭載されたボード。

電卓用演算装置は当時約10種類の専用半導体チップで作られていたが、インテル社の汎用の論理デバイス構想によりチップ数がおさえられるようになった。
ビジコム社製電卓
マイクロプロセッサ4004が搭載されたビジコム社製電卓。

これが始まりで各社電卓戦争が始まり、小型化していった。
TK-80
1976年(昭和51年) NECが開発した日本初のマイコンボード「TK-80」、マイコンの仕組みを理解しコンピュータ動作の基本を学習することができた。

日本のマイコン普及に大きな役割も果たしたトレーニングセットだ。