3D/CADで設計したモデルを光造形を用いて形成しました。
左画像はそのモデルデータ、予算も無かったのでボールに腕を付けた単純なものにしました(笑)。
光造形とは3Dデータを上下方向のスライスデータに変換し、そのデータをレーザで一層ずつ紫外線硬化性樹脂に照射し硬化させて 積層して作る造形方法(右のGIFアニメ参照)。

形成にはかなりの時間を要するため、スライスデータのスキャニングを荒くすれば形成時間短縮できるが、 その代わりに造形品の精度が落ちてしまうという欠点がある。
左写真はそのレーザー照射装置。 光造形は仕事でもモックアップとして用いることはありますが、 実際の装置を見るのは今回が初めてでちょっと感激しちゃいました(笑)。
耳部分は付け根と先端とがの高さが同じぐらいだった為に、根元部分とつながる前に樹脂が流れ出しまい、形成できなかった。 下から積層できる形状に変更するか、耳の下にサポートを立てる必要があったみたい(涙)。

ちょっと失敗しちゃったけど、光造形の特徴を目の当たりに出来て勉強になった。予算があればもっと複雑なものに挑戦してみたい。