ようやく 鴨/ヒドリカモをゲット

野生鳥獣の中で人気の高い鴨。
獲えるとしたら、狩猟期間のスタートした2週間が勝負!
ほとんどの鴨は散弾銃の爆音に驚き、鳥獣保護区に逃げ込んで、
それ以降手出しが出来なくなるからだ。
そのため、気合入れて探し回ってみたが・・・射程圏内に
とらえることも出来ずノーヒット(涙)

あとは、海が時化て鴨が内陸に入って来る僅かな機会しかない。
その時を狙って天気図見ながら念入りに巡回していたら、
小川の小さな茂み付近で不自然な波紋を発見!
もしやと思い、双眼鏡を覗いて確認すると、なんと鴨が
潜んでいるではないか!!!

興奮する気持ちを抑えながら、射程圏内までゆっくり近づきロックオン。
枝に当たることなく見事にヒット!
待ち望んでいた鴨だけにメチャ感動です〜♪

鴨の中でも全体的な色合いが綺麗なヒドリカモ(祝)
くちばしがブラックとグレーのダークトーンもカッコイイ!
食べるなんて勿体ない、剥製にしたくなるくらい!



ヒドリカモ ゲット


この茂みに隠れていた


色合いが綺麗

剥製にしたい


でも、食べますよ〜
ちなみに解体道具は主に以下のもの
ガスバ−ナー以外は、100円ショップで集めたものばかり(笑)

・出刃包丁・・・内蔵を切り出すためのもの
・枝バサミ・・・手足の骨を折るためのもの
・ゴム手袋・・・血が付着しないように
・たわし・・・皮をゴシゴシ洗うため
・歯ブラシ・・・内部を掃除するため
・ガスバーナー・・・処理出来ない小さな毛を焼く払うため

モモ肉、胸肉、手羽、骨、皮と部位を分けて、待ちに待った鴨三昧
さばいた鴨を以下3品に調理してみました。

・表面はこんがりと焼け、内部は軟らかくジューシーな「鴨のロースト」
・血が少し滴るモモ肉をふんだんに使った「鴨鍋」
・骨やモモ肉を2時間じっくり煮込んだスープで作った「鴨うどん」

野鳥は脂肪が少ないが、弾力があってたまんねぇッス!!!
特にじっくり煮込んだスープは濃厚♪
鴨さん、バンザイ

補足ですが、
空気銃で獲るのも難しい鴨を福井では、投げ網猟で獲っているから驚きである。
銃による鬱血がないため、味も美味しくジビエ料理には最高ですね。


下処理中


部位分け


鴨のロースト


鴨鍋

鴨うどん


余った羽根で渓流釣りの毛鉤作りを作ってみました。
なかなかの出来栄えデス。
次はサクラマス用の毛鉤を作ってみたいですネ。