ノウサギの料理 いろいろ

<ノウサギの心臓 赤ワイン煮>
赤ワイン、醤油、砂糖、ニンニク、しょうがを鍋に入れて沸騰させ、
その中にノウサギの心臓を入れて弱火で2分。
火を消してそのまま20分放置。

その後心臓を取り除き、バルサミコを足して、
トロトロになるまで煮詰めてソース作り。
これらを合わせて、「ノウサギの心臓 赤ワイン煮」の完成デス。
酸味がほどよく効いて、赤ワインの香りとマッチしてます。

ちなみに、ノウサギの心臓はピンポン玉ぐらいのサイズほどしかなく、
こんな小さなもので、野山を駆け上がる運動量には驚かされますね。


ノウサギの心臓 赤ワイン煮


<ノウサギのトマト煮込み〜イスキア風>
ノウサギの後脚をお酢に20分ほど漬け、その後キッチンペ−パーで拭き取り、
ニンニクを加えたオリーブオイルで炒める。
焦げ目が付くほど火が通ったら、白ワインで蒸し、強火でアルコールをとばす。
カットトマトを加えて1時間ほど煮込み、塩を加えて味を整えて完成デス。

トマトの甘味と酸味が充分染み渡り、ノウサギの後脚は柔らかく仕上がり、
手間をかかた甲斐がありました。

ちなみに、「イスキア風」とは、イタリアにあるイスキア島の名デス。
イタリア各地にウサギ料理はいろいろあるが、特にイスキア島では、
島に住む人の8割がウサギの料理を食べることからその名が付いたとのこと。
面白いですねぇ〜♪


強火でアルコールをとばす


ノウサギのトマト煮込み 完成


<ノウサギのシチュー>
ノウサギの前足を塩コショウで味付けして小麦粉を塗し、
フライパンにバターをひいて焼く。

玉ねぎを加えて炒め、牛乳とコンソメ、マッシュルームを入れて煮詰めて完成。
(鶏肉のシチューとやり方は変わらない)
寒い夜にはシチューが1番デスね。


ノウサギのシチュー


<ノウサギの炊き込みご飯>
ノウサギの肉、大根、にんじん、ごぼうをゴマ油で炒め、
醤油、みりん、酒を加えて軽く煮詰め、研いだお米の上に乗せて炊き上げる。
臭みが少ないノウサギは鶏肉と同じ味付けで充分美味しく炊き上がりますネ


具材をゴマ油で炒め


ノウサギの炊き込みご飯


<ノウサギのユッケ>
ノウサギの背ロースを使ってユッケに調理。
酒、醤油、みりん、ゴマ油でタレを作り、細く卸した背ロースに混ぜ合わせ、
最後にうずらの卵をのせ、白ゴマを振りかければ完成!

生に抵抗がある人は、軽く火で炙るのもイイかもね。
冬芽や樹皮を食べているため、野生動物特有の臭みがなく、すんなり食べることだ出来た


ノウサギのユッケ


<ノウサギのレバー 味噌漬け>
レバーに塩をすり込み、20分ほど放置した後、お湯で茹でる。
串を指して血が出なくなるまで火を通したら、取り出しでキッチンタウパーで水分を拭き取る。
味噌、酒、みりんで作ったタレの中にレバーを入れ、冷蔵庫で3日以上漬け込めば完成。

充分漬け込んだレバーは酒のつまみには最高デス。
アツアツのご飯の上にのせても何杯でもイケます


味噌、酒、みりんで作ったタレに漬け込む


ノウサギのレバー 味噌漬け


<ノウサギ汁>
ノウサギの後足を使って、アクを取りながら煮詰める。
これだけで充分甘味のあるスープですが、
コレに大根、にんじん、ごぼうを加え、味噌で味付けして完成。
冬場は生姜を入れると更に温まりますネ


ノウサギ汁


<ノウサギの頭と肉末蒜薹>
ウサギの頭を使った四川料理「老媽兎頭」を作ってみたかったが、
辛いのはかなり苦手(爆)。
そこで、甜麺醤(甘くて黒い味噌)を使って、ノウサギのミンチとにんにく芽の
炒め物「肉末蒜薹」にアレンジ。

まず、ノウサギの頭を酒と甜麺醤で煮込む。
火が充分通るように強火で。
次に、ノウサギのミンチとにんにく芽をゴマ油と甜麺醤で炒める。
肉が柔らかいので、ミンチにするのが難あり。
それら2つを皿に盛り付けて完成。

北京ダックのような味に仕上がってちょっと驚き
オリジナリティーがあって満足デス。


火が充分通るように強火で


ノウサギの頭と肉末蒜薹


<ノウサギのラーメン>
ノウサギのガラは1度沸騰するまで煮詰め、
余分な肉を水でキレイに洗い落としたら、
ねぎ、にんじん、ショウガといっしょに
約5時間煮込める。

イノシシよりアクは少なく、手間がかからなくて楽チン。
臭み取りのネギもそれほど要らないかもね。

ゴマ油、塩などで味を整えて完成です。
あっさりして甘味があり、まいう〜ッス


具材集め


ノウサギのラーメン