コンサートチェンバロ de 演奏 |
日時:2022.08.28
場所:富山県教育文化会館
富山県教育文化会館の企画「チェンバロ体験」に参加。
ピアノとは違って鍵盤が軽いため、演奏は鳴れていないが、バロック時代の音色を感じることが出来ました。
チェンバロのウンチクは以下。
・鍵盤の間隔はピアノよりも狭い。
・2音同時に鳴らそうとすると、鍵盤がやや重く感じる。
・ピアノのようなペダルはない。
・ピアノは弦を下からハンマーで打って音を出す打弦楽器に対し、チェンバロは弦を爪ではじくことで音を出す撥弦楽器。
・チェンバロはギターやハープに似た仕組みですが、直接指で触れるか、鍵盤を介して触れるかの違い。
(そのため、指加減のような強弱が付けれないのが難点、良い点はレジスター効果による音色の変更が出来ること)
・典型的なチェンバロには一つの鍵盤に対して、3本の弦が張られ、それぞれの弦にジャック(木に爪が付いたもの)が備わっていて、
そのうち、弦2本は同じ高さの音が、もう弦1本はそれより1オクターブ高い音が、出るように設定されてる。
・鍵盤端にあるレジスターのON/OFFすることで、2〜3本の弦を同時に鳴らして音を大きくしたり、逆にフェルトで弦の振動を抑え、音を濁すことも出来る。
主に「バフ・ストップ」や「カプラ―」などがある。
・バフ・ストップとは、下鍵盤と上鍵盤に分かれているが、上鍵盤にバフ・ストップをかけることで、琴のような音色になるから驚き。
(原理は弦をフェルトで抑えることで振動を少なくし、ピッチカートのような効果です/リュートの真似た考えだとか)
・カプラとは、下鍵盤を弾くと上鍵盤も同時に弾ける。パイプオルガンにも似た機能がある。
・貴族の間で流行ったチェンバロため、女性受けし易いようなガラになっている。
・チェンバロの大手メーカーは三創楽器製作所(静岡県浜松市)や久保田彰チェンバロ工房(埼玉県新座市)になる。
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