サクスホーン

サックスが生まれるたのは1846年(明治維新頃)、ベルギーのアドルフ・サックス氏によって特許が出願された楽器です。
(ベルギーの紙幣になったアドルフ・サックス氏)
この頃は既にオーケストラの形態(既にフルート、クラリネット、オーボエ等の木管楽器、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニューム等の金管楽器)が
ある程度形になっているたため、新たにサックスパートは必要とされなかったのが、オーケストラにサックスの曲が少なり理由。
(「ボレロ」や「展覧会の絵」などの曲でサックスは使われているが少ない)。

サックスの魅力は、何といってもビブラート(音の揺れ)ですね。
普通の腕前の人でも、ビブラートをかけると、プロっぽく聞こえる(笑)。

しかし、サックスには木管楽器より強度があり、金管楽器のような音量の強弱の広さを兼ね備えていたため、軍楽隊には重宝された。
吹奏楽の起源は軍楽隊であり、そのため吹奏楽の標準編成にはサックスが多く存在する。
(ユーフォニアムも同様 吹奏楽のために出来た楽器になる)。

最近では竹などの植物繊維と合成したプラスチックリードも登場し、維持管理が楽になりましたね。
今までのケーンリード(葦)は1〜2ヶ月を交代しながら使用し、舌で湿らせて吹き、リードの個体差もあって
リガチャーの締め方でも多少変わるので大変。
音色は天然もののリードには劣りますが、それでも初心者にとっては、助かります。


アルトサックス

リードを取り付けて

メーカーはジュピター JAS-669-667

独特の曲線がいいですねぇ

大きなベル

いい音色ですねぇ〜